ワンデーチケットで元が取れるのはどのくらい?

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特定の鉄道会社の路線乗り放題のワンデーチケット、どれだけ乗れば元が取れたと言えるんでしょうね。

地元の東急電鉄のワンデーチケット(同社では「東急ワンデーオープンチケット」と呼んでいます)は、大人660円(小人330円。以降はすべて切符、大人の運賃)です。

こういうチケットを使う場合、何度も乗り降りした方が、得に見えます。東急の場合、初乗り130円(切符の場合。ICカードでは124円)ですから、5回乗り降りすれば、650円となり、ほぼ元が取れたことになります。。

しかし!一駅ごとに乗り降りを繰り返す場合、その1回あたりの営業キロ数は4km未満に収まり、最長4kmとしても、20km。じゃ、20kmを普通に乗ったらいくらになるのかと言いますと、250円です。こう考えると、全然元は取れていないよ、ということになるのですね。

理想は、出発駅に帰ってくるまでの料金が660円、すなわち70km乗るということになります。これは、東横線(24.2km)、田園都市線(31.5km)を端から端まで乗っても足りず、大井町線(12.4km)を加えて、それでも足りないという具合に、相当長い距離だということになるわけです。

半分の35kmにしたって,田園都市線では足りません。つまり、距離で見たら、かなりの長距離を乗らないと元が取れたという感じにはならないのですね。

実際には、一駅ごとに乗り降りするなんて極端なことはせずに、数回、ほどほどの距離を移動する、という感じでバランスが取れた感じになるのではないでしょうか?もともと、こまめに乗り降りを繰り返すためのチケットですからね。

ふと思いついての投稿でしたが、そこまで考えずに乗った方が楽しいに違いありません!

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