通勤中や仕事中には音楽やPodcastを聴きます。聴くのはもちろんイヤフォンです(ホッドフォンは重いしカッコ悪いので)。しかし最近通勤スタイルが変わって、ケーブルのあるイヤフォンの取り回しが面倒になってきました。長年有線派の私でしたが、いよいよワイアレスタイプ(Bluetooth)のイヤフォンを購入することにしました。決めたのは、Beats by Dr. DreのBeatsXです。
Beats by Dr.Dre ワイヤレスイヤホン BeatsX 密閉型 Bluetooth対応 ブラック MLYE2PA/A 【国内正規品】 |
Bluetooth対応のイヤフォンはたくさんあり、安いものでは2千円台からあります(SOUNDPeatsなど)。ここで1万円以上というイヤフォンにしては高価なBeatsXを選んだ理由は、何よりiPhoneなどのApple製品との親和性です。Beats社はもともと独立したオーディオブランドでしたが、2014年7月にApple社に買収されています。そこでBeatsXには純正のAirPodsやApple WATCHにも搭載されているワイアレスコントローラであるApple W1チップが搭載され、他社のイヤフォンにはない使い勝手を提供しています。
Apple W1チップの恩恵といえば、省エネルギー性能でしょうか。Appleデバイスから再生する場合、再生可能時間が大幅に伸びます。標準では8時間とされていますが、10時間くらいまで延びるようです。また、Fast Fuel機能で、5分の充電で2時間の再生を可能にします。出がけにバッテリー切れに気付いたときや、モバイルバッテリーで充電するときに便利ですね。さらに、iCloudを介してAppleデバイス間で設定などを共有してシームレスな利用を可能にしています(OSの制約があり)。
ということでBeatsXを選択しましたが、結論的によい買い物でした。イヤフォンにも大きくカナルタイプ(密閉型)やインナーイヤータイプ(開放型)がありますが、個人的には低音が出やすく音漏れしにくいカナルタイプが好みです。純正のAirPodsやEarPodsはインナーイヤータイプなので、電車内などで使う場合などには音漏れが気になります。BeatsXはカナル型と思いますが、カタログではインイヤータイプとされています(インナーイヤータイプとは違うのかしら)。
さて、注文した商品が届きましたので、さっそく開封の儀&試運転と参りましょう。Appleらしく、マットコート紙を使ったカッコよい保存しておきたくなるパッケージです。
側面のテープを引っ張って封を切ると、透明な上ぶたが開けられるようになります。
上面のイヤフォン本体の入ったトレイを手前のベロを引っ張って持ち上げると、イヤーチップのバリエーション(初期装着のものを除き3種類)と、セキュアフィットウイングチップという耳たぶへの固定具のバリエーション(2種類)が入ったトレイが現れます。
初期装着のものが小さかったり大きい場合には、バリエーションの中から選ぶことができます。私は、初期装着のものがピッタリでした。運動中に使う予定はないので、ウイングチップの出番はしばらくはなさそうです。イヤーチップもウイングチップも、フタの付いた専用のケースに保管できますので、どこかになくしてしまうということを防げるのがよいですね。
トレイの裏側には、ポーチと充電用のLightningケーブルが付いています。Fast Fuel機能の説明があります。フルチャージで8時間利用可能です。
ドキュメント関係は、他言語対応の簡単な説明書(黒いヤツ)、大きな「b」のステッカー(MacBook Proに貼ろうかな?)、保証書、注意書きなどです。ボリュームありますが、他言語対応のためです。情報量は差して多くはありません。
いよいよイヤフォンを取り出します。これも、トレイ手前にあるベロを引っ張って剥がさないと取り出せないという厳重ぶりです。トレイからイヤフォン本体を引っ張り出します。見ておわかりのとおり、カラーはグレイを選択しました。全6カラーのうち、やっぱり白と黒が人気のようですが、納期の都合と、たまには違った色もよいだろということでグレーにしました。他にはピンクやマットゴールド、マットシルバーがあります。
iPhoneとのペアリングは簡単です。iPhone側でBluetoothを有効にしておくのはもちろんですが、BeatsX本体の電源ボタンを1秒間押しっぱなしにすると、勝手にiPhoneがそれを捕捉し、確認のポップアップを出してきます。「接続」をタップすれば、数秒でペアリング完了です。
これで終了です。バッテリー残量は89%と出ていますね。しかしこれ、試し聴きをしているとあっという間に低下しますので、すぐに充電した方がよいです。
肝心の音質ですが、低音も高音もばっちりメリハリの効いたクリアなものです。ノイズキャンセリング機能が付いていますので、周囲の音の入り込みも最小限です。
イヤフォンのケーブルには、バッテリー、電源スイッチ、再生用・通話用のコントローラ(RemoteTalk)がぶら下がっていますので、重量はそれなりにあります。ですので、首の後ろに回して引っ掛けた方がよいですね。
イヤーバッド(ユニット部)にはマグネットが入っていてイヤーバッド同士を合わせて固定できるなど、持ち運び時のことも考慮されているのもいいですね。
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