蝉を食う人々

東京都杉並区の公園で、蝉を食用に採取するなという警告を見て…。

個人的には、蝉は好きな昆虫なのですよね。

夏の訪れと終わりを告げてくれる、こんな昆虫は他にありません。

走りのニイニイゼミ、夏真っ盛りではミンミンゼミ、アブラゼミ、クマゼミ。

夜になるとヒグラシなんかも鳴いていることもありますね。

8月も後半になれば、ツクツクホウシが出てきます。

あ〜これで夏も終わりかな、とちょっと悲しくなります。

こんな蝉たちを食用にするのか、と思いましたが、実は蝉は栄養価が高いらしいですね。

というか、昆虫全般、栄養価が高いとか。

そういえば、亡くなった祖父も、蝉をフライパンで煎って、バリバリ食っていた、と言っておりました。

せっかくの夏の風物詩、食べるのはやめて!という人と、

うるさいし、死んだ蝉が道端に落ちていると気持ち悪いので、どんどん食べて!という人に分かれるようです。

確かに、早朝のウォーキングに出ようとしていきなり蝉が落ちていたりしたら、げんなりするかも知れません。

しかし私は、落ちていた蝉が生きていたら木に留まらせたり、せめて土の上に置いたりしています。

端から見ると変な行動でしょうね。

でもまぁ、中途半端な田舎に生きていますので、できるだけ自然なものは自然に、と思うのです。

全国レベルで見たら蝉なんかいくらでもいると思うのですが、身のまわりの自然という視点で見たら、やっぱりこういうのを大事にしていかないとな、と思うわけであります。

コメント

  1. こんにちは。
    おじいさまは、セミを食べられていたのですね。
    大阪でも、夜の公園であやしく虫探しをする人たちに会ったことがあります。
    あとで、ニュースを見て、これだったのか、と思いました。
    他にも、公園の草花を採取している外国人も。
    食用にしようとしているのではないかと思いました。
    日本に住む外国の人を昔はそんなふうに思わなかったのですが、
    最近は、なんとなく怖かったり、困った人たちのように
    思うことがあります。
    結論からいえば、日本にいる人は、
    公園のものは採らない、という、
    昔からの日本の不文律に従って欲しいと思うのです。

    • なおさん なおさん より:

      ふうちゃん組さま、ありがとうございます。
      そうですね、公共のものに対する考え方が違うのでしょうね。
      日本だと、公共のものはみんなのもので、誰かが勝手に何かすべきではないという考え方ですが、
      海外だと、公共のものはみんなのものだから、誰もに何かする権利があるというという考え方でしょうか。
      最近は日本でも後者の考え方をする人が多くなってきて、自然公園などでルールでしっかりと採取が禁止されていても、皆やっているからという身勝手極まりない振る舞いをする輩をさんざん見てきました。
      過去に、こういうのを注意して身の危険を感じたこともありますので、うかつに声も手も出せないですね。