the way of CASIOPEA―CASIOPEA

今さらという感じだが、the way of CASIOPEAである。これは、DVDである。実は今まで、カシオペアのビジュアルは何一つ持っていなかったのである。唯一のビジュアルは、ほぼ20年前、NHKで放映されたライブをベータマックスで録画したものである。なぜか思い立って、ビジュアルを見てみようという気になったのであった。

これは、DVDが二枚組で、1枚目は主に初期の画映像、2枚目は最近の映像を収めてある。初期のものの画像や音声の品質はいまいちなのは、愛嬌である。アナログからデジタルへ、撮像技術の進化も体感できるのであった。

このDVDは、ほとんどが発表済みのものをチョイスしてあるのだが、初めてビジュアルを入手する私には関係ない。未発表のものもあり、それも初期のものなので、すでにビジュアルを持っている人にも有用なリリースかも知れない。

1枚目、トップのTIME LIMITにはドラムスの佐々木隆が登場する。20thにも顔を出さなかった彼はどうしているのか?MINT JAMSからのMIDNIGHT RANDEZVOUSもいい。長い間音声だけだったが、ようやく映像と結びついた。

PERFECT LIVEあたりまでの映像には、オーディエンスも映し出されるが、何かこう、違和感とかを感じるのであった。この感じは何なのだろうと思ったら、皆、髪の毛が黒いのであった。そうだよ、日本人は基本的に黒髪が多いのだ、ということを改めて思い立った次第である。今なら、さしずめ黒、茶、金、緑、オレンジなどのオンパレードになるのだろうか?って、音楽とは関係ないな、この話は。

WORLD LIVEなどで回った各地の映像がいい。特に南米では、桜井哲夫なんか完全に違和感がないぞ。また関係ない話で恐縮だが、このDVDを購入する際に同時に見つけた「GENTLE HEARTS TOUR 2004」がよさそうな感じで、うっかり手が出そうになった。なんか男っぽくていいぞ。

2枚目最後の、韓国でのライブはメンバーの壊れ具合がいい。特にナルチョの壊れ具合が最高だ。オーディエンスもいい。若者らしいノリってこういうのじゃないのか、と思ってしまう。こっちの国では妙に行儀がいいか、あるいは完全な傍若無人か、どっちかだから。時代は遅れてやってくるのだろうけど、こういう方がいいな、と思ってしまう。

いろいろ意見はあると思いますが、私には最高のセットでした。皆、いいように歳をとっているなぁと、また実に楽しそうに演奏をこなしているのを見ると、仕事ってこうじゃないとダメだよな、と思いますね。仕事というのは失礼かも知れないけど、少しでもクリエイティブな要素があり、サービスする相手があるなら、楽しくするのは最高のサービスだと思った次第でした。

やっぱ、カシオペアはライブだよなぁ、整ったスタジオ録音もいいけど、やっぱライブだよなぁ。

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