今日の神奈川地方は、昼頃までは強い陽射し、午後からは雲が出てきて涼しくなりましたが、こんな気候の中出掛けてきました。
神奈川県立自然保護センター
自然はもはや意識的に保護しなければ残らない、と常日頃思っているのですが、神奈川県厚木市にある「神奈川県立自然保護センター」は丹沢地区の自然を保護すべく設立、運用されている施設です。ただ、実質はそれに追いついていないような気もしますが、我々を含めた関心が必要と思います。センターを訪れる人は非常に少ないと思います。ですが、近接した「七沢森林公園」は駐車場が一杯になるほどの人出です。自然保護を考えればレジャー的要素は薄くなり、むしろ邪魔者という感じですが、こういう意識を切り替えていかないと、自然を含めてあらゆるものを消費するだけ、という人間の集団になってしまうのではないでしょうか。
水場には、マツモムシ、イトトンボ、アメンボなどの水棲昆虫がたくさん見ることができました。
マツモムシ。カメムシの仲間です。後ろ肢でボートのようにこぎ進むのが特徴です。
最近ではほとんど近場では見ることのできない、イトトンボです。イトトンボは、ごく普通に見られたと思うのですが、今では思い出さなければ意識の外に出てしまうほどの存在です。
水場から出れば、乾いた土の上にもたくさんの甲虫たちを見ることができます。
ハンミョウ。別名、ミチオシエ。タマムシに匹敵するほどのきれいな昆虫です。
ニワハンミョウ。ハンミョウの仲間ですが、色合いはだいぶ異なります。どっちかというとゴミムシに近いかも。
オオシオカラトンボの♀。卵を産み落としています。写真の範囲外ですが、雄が周囲を飛び回り、別の雄が近づくのを防いでいます。
ふう。今日はこのへんで。続きは明日いきましょうか。
コメント