ちょっと前に青山墓地の草花についてだけ記事にしたが、ここに限らずちょっとした散歩ついでに撮った花など、せっかくなので紹介したい。
最初は、ムラサキカタバミというカタバミの仲間である。青山霊園にて。ここには、明治頃に渡来した花がそのままいついてしまったというケースが多いように見える。やはり、時代なのだろうか。
アカツメグサ。シロツメグサに対してのこのようなネーミングということだが、シロツメグサより花が大きい。この花のことを調べていてわかったのだが、ツメグサというのは文字どおり詰めるクサで、渡来当時緩衝材としてこの草が詰められていたことからこのようなネーミングとなったらしい。
エゴノキの花。サクラの系統かと思ったが、エゴノキ科のまったく違う系統の樹である。白い房になった花は遠目に見てもかわいらしい。花が散って地面を白くする様もきれいである。
バンマツリの花。すごくいい香りのする花を咲かせる樹があると思って近づいたら、バンマツリであった。ナス科の植物だが、ここまで立派に育っているのは珍しい。一面に咲いた花も見事である。
コメツブツメクサ。名前のとおり、コメツブのように小さな花が咲く。また、何とかツメクサという一連の花の仲間である。葉っぱを見ればそれがわかる。
カルミア、別名セイヨウシャクナゲというらしい。最近、植え込みなどでも見ることが多くなってきた。作ったかのような形の花を咲かせる。特に、花弁にくっついたおしべの構造は、傘をひっくり返して見たようで楽しい。
スイカズラ。これでも蔓性だそうで、他の樹に巻き付きながら伸びるらしい。とてもよい香りの花を咲かせて、この写真を撮るときも大きなクマバチがぶんぶんと羽音を立てて花の間を飛び交っていた。
最後はこれなのだが、残念ながら名前がわからないのである。ほとんど覆い尽くすように生えるので、希少なものではないと思うのだが…。
まだまだあるので、それらはまたの機会に…。
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