ひょんなことで、一眼レフレンズの新規購入を行うことができた。一眼レフカメラを使っていると、レンズのバリエーションを増やしたくなってくるが、なにしろ先立つものが(大量に)必要になるのが悩みの種だ。しかし今回、ふとしたことでその機会に恵まれたので、思い切ってレンズを新規購入した。手持ちの一眼レフはキヤノンのものであるが、サードパーティ製のレンズ、TAMRONのA20Eを選択した。
このレンズの特徴は、35mmセンサー換算で28~300mmという広いズーム域、それにもかかわらず約50cmまで寄れることに加え1:3のマクロ撮影が可能なこと、そしてVCという手ぶれ補正機能を内蔵していることにある。それで、価格はメーカー希望価格で80,000円と低価格であるということだ。
リンク: TAMRON | A20 TOP
個人的には、今まで200mmの望遠ズームしか手持ちがなかったのでそれを超える長玉が欲しかったということと、やはりここまで長いと手持ち撮影は難しいので(200mmでもきつい)、手ぶれ補正機能が欲しかったということがある。キヤノン純正のレンズはどれも高価で、中古といえども手を出しにくいほどのものなので、このレンズに目を付けたわけだ。
けっこうごついレンズで、手持ちのEOS Kiss Digital Xに装着するとこんな感じだ。
めいっぱい伸ばすと、かなり長い。はったり(?)も十分である。
フォーカスモード(AF/MF)とVC機能のスイッチが付いている。手ぶれ補正がジャマなら、切ってしまえばいい。ちなみにこの手ぶれ補正機能は、シャッター速度で4段までカバーするというが、本当だろうか?本当なら、本来なら1/100秒でしかシャッターを切れないところを、1/400秒以上で切れるようになるのだ。フラッシュの焚けない暗いところなどでは重宝するだろう。
花形フードが付いている。花形フードは装着位置を間違えないようにしたい。
さっそく、近くの公園で試し撮りだ。お馴染みのあじさいである。
カラーというサトイモ科の花。カラーというのはcolorではなくて、学生服の襟の部分のあれのことである。ちなみに花は中央のオレンジの部分だけだ。
シラン。この季節はけっこうお馴染み。バックのボケ感もいい。
静かなところでは、オートフォーカスの際のモーター音、手ぶれ補正作動時の音が気になるかも知れない。純正のUSM比べれば作動音が高いので、それが気になるといえば気になる。だが、レンズそのものの性能や手ぶれ補正内蔵でこの価格は値頃感バッチリだ。これからの季節、活躍してくれるだろう。
コメント