ハードディスクを売るときにはデータ消去を!

年末の話になってしまうのだが、手持ちのパソコン関連の機材を整理しようと思い立った。特にデータ保存用のPCは大量にハードディスクが接続されており、今では少ない容量と言える120GBやら250GBとか、そんなのばかりである。これに、安くなった1TBのハードディスクを接続し、データを移動してスッキリしてしまおうというわけだ。

いらなくなったハードディスクは、容量や程度に応じて売るか廃棄すればいいのだが、120GBもあればまだまだ用途によっては使えるし、データ保存用なので日常的には使っておらず、劣化もそれほどないと思うのだ。そこで売ることを考えたが、このときに問題になるのが、データの消去である。万が一ということもあるが、もし中身をスキャンでもされたら気持ち悪いので、全体を消去してしまおうと思った。

データの消去なら、パーティションを削除してしまえばいいじゃない?と思うだろうが、ところがそれではデータは消えない。また、フォーマットしてしまえばという意見もあるが、これでも消えない。データ領域をスキャンされれば(こんなソフトはいくらでもある)、ものによってはカンタンに復活できる。

そこで、データ消去ソフトの出番である。実は、このようなニーズは意外と高いと見えて(特に企業方面)、たくさんのソフトウェア、サービスが出回っている。できればお金をかけたくないので、無料のものを探してみたが、なかなか「これは!」というのには巡り会えない。だが以前、ハードディスクのクローンを作る際にお世話になったEASEUSに、そのようなソフトがあったのを思い出した。その名前は、「Data Security Wizard」と言うもので、データの暗号化と消去を行うことができる。

http://www.easeus.com/data-security-wizard/

基本的に有償のソフトだが、デモ版をフリーでダウンロードでき、一定期間は無償で使用できる。さっそくダウンロード、インストールして試してみる。ダウンロードしたものにはEXEファイルとISOファイルが含まれるが、前者はインストールして使うもの、後者はCD-Rなどに焼き込んで使うものだ。今回は、EXEファイルをインストールする。

Data Security Wizard(以降DSW)ではデータ消去はWipeと呼んでおり、パーティション単位で実行することができる。

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パーティションを選んだら消去方法を選ぶ。0で埋め尽くす、乱数で埋め尽くす(標準)、暗号化する、のいずれかを選べるが、データをとっておく必要がないなら、乱数で埋め尽くす、で十分だ。

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ディスクのサイズが大きいと消去にも時間がかかるが、進行状況が出るし、終われば教えてくれる。

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これで、そのディスクは安全だ。売りに出すなり、破棄すればよい。ただし、デモ期間を過ぎたら、ライセンスを購入する必要があるので要注意。その場合には、国産のソフトを購入した方がよいかも知れない。

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