UQコミュニケーションズのWiMAXサービス。モニターになって使い始めたが、横浜の自宅では「圏外」がデフォルト、窓際まで持って行って何とか「弱」あたりで使えることが判明した。これでも10Mbpsは出ていたのでauのPacketWINなどに比べればはるかにいいのだが、窓際でないと使えないのはつらい。というか、普通に室内で使えないと意味がない。もしかしたら、このようなことを望むのは本来の使い方ではないのだろうか?と思うようにもなった。
でもまぁ使えないことには意味がないので、勤務先のオフィスに持ち込み、試してみることにした。場所は、東京都港区。当然、サービスエリア内だ。ビルの5階で、関係ないかも知れないが東京タワーが肉眼で見える。そういえば、東京タワーが肉眼で見えるのに、ワンセグとかいうテレビ放送の受信状態がものすごく悪く、窓際まで寄ってもNHK教育しかまともに入らないのであった。
今回も試してみた。まず、自分の席。窓から5mくらい。やってみた。「圏外」、なんだそれは。天下の東京都心で、高度もあり、窓からもそれほど離れていない。「微弱」と「圏外」とはえらい違いだ。少なくとも携帯電話などでは不便は感じないので、電波にとって極めて悪い場所というわけではないだろう。ちなみにWiMAX(IEEE802.16e)では2.5GHz帯を使うので、携帯電話と条件はさほど変わらない(と思われる)。
まったく使えないのでは意味がない。窓際に寄ってみた。するとつながる。だが、電波強度を示す表示には何も出ない。ということは、「微弱」以下なのか?それでもメールは普通に使えるし、ウェブも見れる。ただし、速度測定などは場所の関係でやっていないので、実際のところはわからない。
もしかしたらWiMAX(IEEE 802.16e)は、屋外や駅構内など、限られた空間、見通しのよい空間でのみ使えるサービスなのか、と思った。屋内では有線、無線を問わずにネットワーク環境があるのが普通だろうし、WiMAXやPacketWINのようなサービスの必要性は下がる。自宅やオフィスから一歩出れば、自前でネットワーク接続を何とかするしかない。そのために携帯、PHSなどで接続してきたわけだが、WiMAXも同じと思うべきか。
確かに、UQのサイトにはこう書いてあるなぁ。
サービスエリア内でも電波が伝わりにくい場所(屋内、車中、地下、トンネル内、ビルの陰、山間部など)では、通信できなかったり通信速度が低下する場合があります。また、高層ビル・マンションなどの高層階で見晴らしのよい場所であってもご使用になれない場合があります。あらかじめご了承ください。
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