顔シリーズ―蕎麦猪口

お気に入りの蕎麦猪口が、よく見たら目があるのに気付いた。これは、紹介しなければなるまい、ということでこの1枚。

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今日の愚痴を読みたくない人は、このままスルーしよう。

今日は、教員免許の更新制度が、結局廃止になるらしいという話である。教員免許の更新制度は、安倍内閣のときに導入された。そのときも、日教組の反発はすごかったらしいが、結局は施行が決まった。だが民主党が政権を取ったことで、民主党の支持母体である日教組が勢いづき、結局はそれを廃止する方向に向かう、ということが決まったようだ。

まったくもってけしからんのは、どうするのがもっとも国民の益になるのか、という発想がないことだ。教員免許の更新制度はなぜ必要なのか、廃止した場合のメリットは何か、デメリットは何か、ということが議論されずに、まず廃止ありきという流れがおかしい。しかも、国会も開かれていない(11月後半にならないと臨時国会も開催されない)のに、いろいろなことが決まっていくのは果たして議会民主主義制度として正しいのか?単なる独裁政治ではないか?

そろそろ、皆がおかしなことに気付き始めている。国民はバカではない、勝手もほどほどに、である。

コメント

  1. 野の花 より:

    教員免許更新制度・・・教師の友人に聞いたところ、何度か大学で講義を受けて(しかも自己負担で)その後それについてのレポート提出。合格しなければ免許更新が危うくなるとか。折りしも今日・明日が講義の日。今日の講義が終わった時点でその事を聞かされたそうです。中には怒って、大学の先生に噛み付く教師もいたとか。今年始まって今年廃止になる教員免許更新制度。日本の教師は世界一多忙でストレスも多いと言われています。こうしたものが廃止になれば、それだけ楽にはなるでしょうけれど・・・かつて政府は何を目的としていたのか、わけがわからなくなりました。
    やはり・・・私がおぼろげながら感じた不安は当たっていたような気がしています(笑)。

  2. なおさん より:

    野の花さん、
    なるほど、そういうこともあるのですね。自己負担云々の話は初めて聞きました。私の認識も甘いようです。
    確かに先生は忙しい。しかし、多忙を理由に、本質的な議論を避けてはいけないと思うのです。
    そもそも、更新制度は、質の低い教師を排除するのが目的のはず。教育を受ける側からすれば、単にキャリアが長いだけで、時流にも乗れず、年功だけでやっている教師につかれるのはよい迷惑です。
    質が問われるのですから、組合が噛みつくのは当然。政権が替わり、ゆうことを聞かせることができるようになったのをこれ幸いに、制度を廃止する動きに出るのも当然と言えます。
    ですがそこには受益者の意見はありません。あるのは当事者の意見ばかり。どんな教師に教育を受けたいでしょうか。