初夏の自然環境保全センター(1)―お花とか(1)

気持ちのよい日が続く前の週末、神奈川県厚木市にある「神奈川県立自然環境保全センター」に行ってきました。ここは、「新治市民の森」などと並んで、私が定期的に訪れることにしている場所です。

「自然環境保全センター」の紹介は、こちら

さて、6月にもなってしまうと、もう春という雰囲気ではなく夏という感じなのですが、今年はどうも季節の進みが遅いようです。

自然環境保全センター(Nature Preservasion Center, Japan)

撮影は、キヤノンEOS 40DキヤノンEF 100mm F2.8L MACRO IS USMと、パナソニックDMC-TZ10で行いました。

何か珍しいものはあるかな?と5時間ほど歩きましたが、いつもの定番メニューという感じでしたね。至るところにある白い花といえば、「ドクダミ」と「ウツギ」でしょう。ドクダミは地面に、ウツギは樹上に、それぞれ可憐な花を咲かせておりました。

自然環境保全センターのドクダミ(Nature Preservation Center, Japan)

自然環境保全センターのドクダミ(Nature Preservation Center, Japan)

前回の記事で書きましたが、私はこのウツギを、ハクウンボクかエゴノキと勘違いしておりました。よく見ればまったく違う木なので、勘違いも甚だしいです。お恥ずかしい。ハクウンボクはあとの方で出てきますが、もう花は終わっていました。

自然環境保全センターのウツギ(Nature Preservation Center, Japan)

自然環境保全センターのウツギ(Nature Preservation Center, Japan)

自然環境保全センターのウツギ(Nature Preservation Center, Japan)

では、ルートに沿って見ていきましょう。私の場合、最初の写真の本館ができるまで本館であった建物(今は研究棟となっている)の脇にある水槽をまずチェックします。ここには、「コウホネ」があります。また、トンボなどの水生昆虫の住み処でもあります。今頃から出てきているはずのコシアキトンボは、まだ目にできません。

自然環境保全センターのコウホネ(Nature Preservation Center, Japan) 自然環境保全センターのコウホネ(Nature Preservation Center, Japan)

竹見本園に入ってみました。フタリシズカは、もう花が終わって緑色の実をつけていました。

自然環境保全センターのフタリシズカ(Nature Preservation Center, Japan) 自然環境保全センターのフタリシズカ(Nature Preservation Center, Japan)

自然観察園に入ってみます。自然観察園といっても、湿地や雑木林、バラエティに富んでいます。ハンゲショウは、まだ白くなっていませんでした。というか、まだ伸び盛り、という感じでした。

自然環境保全センターのハンゲショウ(Nature Preservation Center, Japan) 自然環境保全センターのハンゲショウ(Nature Preservation Center, Japan)

ヤマグワが、たくさんの実をつけていました。

自然環境保全センターのヤマグワ(Nature Preservation Center, Japan) 自然環境保全センターのヤマグワ(Nature Preservation Center, Japan)

イタチハギがここに進出していました。帰化植物が幅を利かせているのは、ここも例外ではないようです。

自然環境保全センターのイタチハギ(Nature Preservation Center, Japan)

ミツバアケビの実です。まだ小さいです。春頃には、透明感のある赤い花をたくさん咲かせていました。

自然環境保全センターのミツバアケビ(Nature Preservation Center, Japan)

ノイバラ。一見バラに見えなくても、トゲのある茎、やっぱりバラです。

自然環境保全センターのノイバラ(Nature Preservation Center, Japan)

スイカズラ。

自然環境保全センターのスイカズラ(Nature Preservation Center, Japan)

次回は、ここから、森に入ってみましょう。

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