辛いもの探検隊―明星「酸辣湯麺」

今回はプチ「辛いもの探検隊」単独行です。まぁ、休日のお昼にちょっと辛いものを食べた、ということで紹介します。明星食品の中華三昧シリーズ、この夏にリリースされた「酸辣湯麺」(スーラータンメン)です。名前のとおり、酸っぱくて辛いというのがウリなのですが、その実力はいかほどに。

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パッケージの上の方にも書いてありますが、

赤坂の名店「中国料理 榮林」の人気メニュー「酸辣湯麺」が中華三昧で新登場!卵1個を加えるだけで、酸味と辛味のバランスが絶妙な本格中華麺の美味しさを手軽に楽しめます!

ということで名店の味を再現!というところがポイントのようです。実は中華にはあまり興味がないのですが、辛味と酸味というものの組み合わせに惹かれて購入し、夏の間に1回食しています(そのときは記事にするのを忘れました)。そのときは、辛味はともかく、スープが特筆もの、という印象でした。

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中身は所詮インスタントですから、乾燥させた麺と粉末スープ、液体スープのセットです。しかし、作り方に特徴があるようです。以前に作ってもらったときは、この製法が守られていなかった、というような気もします(説明を見ないで作ったな…)。

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溶き卵が秘訣、のようです。仕上げに溶き卵を投入することで、酸味と辛味が絶妙なバランスになるとか(そういえば前回は卵は入っていなかったような…)。具の指定は特にないのですが、モヤシ、豚バラ肉をピックアップしてみました。

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う~ん、あまり美味しそうではないな…。
ところで、作り方なのですが、麺を先にゆで、ゆであがったら麺をドンブリにとっておき、茹で湯でさらにスープや具を煮込み、それをドンブリにあけて完成させる、とけっこう手の込んだものであるようです。
という流れから行くと、具材をドンブリで準備した、というのはプロセスとして失敗です。仕方ないので、別に器を用意し、つじつまを合わせましたが。
辛味というよりは酸味が相当強いというのがこの商品の特徴と言えましょう。辛味よりは、酸味を堪能する、という麺です。辛くないことはない(ひりひりする感じではないのですが、汗は噴き出ます)のですが、酸味がそれに打ち勝ち、ひーひーいいながらもあ~酸っぱいね、で終わるのが特徴のようです。
麺は細めでスープによく絡みますので、どうぞゾゾッといってやって下さい。
さて、モヤシと豚バラを思いつきで投入しましたが、これはけっこういけます。特にモヤシですが、酸味のあるスープによく合います。コツは、煮込みすぎないことでしょうか。堅めのうちに仕上げますと、歯触りとスープの相乗効果を楽しめます。
豚バラは、すでに卵が投入されている関係上、必須ではないですが、この手のスープに合います。パッケージには、ハムとか書かれていましたが、絶対に豚バラ肉の方が合います。ソーセージなどもってのほかです。
ということで、酸っぱいのは苦手!という方にはオススメできませんが、なんかこう、ふだんと違った味を、という方にはオススメです。辛さもほどよいので、このシリーズの主旨にはなじみませんが、誰でもOKという感じです。卵を入れるとマイルドになりますので、あえて卵を入れない、という選択肢も有効です(手抜きではありませんよ)。
ということで、休日の昼食に贅沢した、というおはなしでした。

コメント

  1. N より:

    おおプチ探検隊!
    「お酢」と「唐辛子」両方入っているので
    暑い様な寒い様な、今の季節にピッタリかもしれませんね。
    あと「酸辣湯麺」って必ず豆腐が入るもの、と思ってましたが、
    そうでもないんですね。
    またひとつ利口になりました。
    中華三昧ってどの種類もクオリティ高いですよね。特にスープが。
    ヘタなカップ麺より美味しいかも。
    まあ値段的にはどちらも同じくらい高級品(私にとっては)ですが。

  2. なおさん より:

    Nさん、どうも。
    豆腐というのは情報になかったのですが、それも美味しそうですね。
    辛いだけならネタにならないのですが、酢が入っていることでぐっとグレードが上がるのですね。
    中華三昧シリーズ、こうなったら全部試してやろうかと思ってますよ。ええ、私にとってはバカみたいに安い食事ですとも!(ほとんどイヤミ)