【コミック】新・鉄子の旅2―ほあしかのこ

一世を風靡した鉄道実録漫画「鉄子の旅」の「新版」、早くも第2集となりました。まず一言、

おもしろくなっているじゃないですか!

ほあしかのこ嬢、成長していますね。絵心はよくわかりませんが、コマ運びやコマ割など、確実に進化しています。

新・鉄子の旅 2 (IKKI COMIX) IKKI COMIX

この先、ちょっとネタバレになりますので、あらかじめご了承のほどを。

横見さんを知る!というところから第2集は始まっていますが、果たして理解できたのでしょうかねぇ。ということはさておき、第2集は「富山」「東北」「島根」「会津」が舞台となります。

富山では、LRTの取材がメイン。自分ひとりで取材して(実際には協力者が出てきましたけど)作品にするのは、ひとまず成功。ただし肝心の横見トークショーの取材を忘れて帳消し。ところで富山のLRTと言えば、JRの廃線を利用して復活し、さらに延長を続けている珍しい路線とか。岐阜も見習って欲しいものです。

東北では、「こんなことではいけない!」とホアシ嬢が目覚めます。雪の東北をゆったりと。ホアシ嬢の21歳の誕生会をやったり、村井嬢と鳴子温泉に寄ってこけし三昧したりとまったり気分。横見さんがひとりだけ悲惨な目に遭ってとうほぐ弁になったりと、こぢんまりとしながらもなかなかよいお話。

島根では、あの「RAILWAYS」の舞台となった「一畑電鉄」を取材。出雲大社も旧大社駅も回収中で残念。すっかり予定が狂っても出雲大社駅の以外の良さに目覚めてラッキー。果たして横見さんは中井貴一を越えることができたのか?

ところで、村井美樹さんの写真好きは、高校生時代からだったんですね。てっきり、「鉄子の旅」で感化されたと思っていたのですけど。洋館マニアで、洋館を撮り歩いているとは存じず、失礼しました。

なお、写真好き、として言わせていただくと、

  • 村井美樹さんの使っているカメラはPENTAXの一眼レフらしいが、もう少しマシな描写をして欲しい。
  • 一眼なのにバッテリーがそのへんで買えるの?

とか引っ掛かるとこはありますが、まぁ普通の人はそんなところは気にしないでしょう。

最後の会津編は、村井メーター付き。浅草から東武鉄道、野岩鉄道、会津鉄道、只見線を乗り継いで会津若松までの旅でした。実はこの路線は、私も出向いてみたい(田舎が只見線沿いでしたので、会津若松には思い出がある)ので、じっくり読みました。当時は、千葉県から会津若松まで郡山経由で行ったので、けっこう大変だったことを思い出します。

村井さんが横見さんの勝手さに切れたり(村井さん、もしかして酒癖が悪い?)、寄った翌日に片っ端から外しまくって挙げ句の果てに切符までなくしたり…。そう、オビにもあるのですが、今回は切符をなくす、というのがひとつのテーマになっていたようです。

頑張れ、村井美樹!

ところで、地図はもう少しマシに描いて欲しいなぁ、と思いました。鉄道漫画では、路線図は重要ですから…。

短編も、グッドでした。やっぱり、自分発のものの方が描きやすいのですかね。

コメント

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