ものすごい久しぶりに音楽ネタです。何だかすごく懐かしいんですが、SUGAR BABE(シュガー・ベイブ)の「SONGS」です。そんなグループ知らないよ、という人でも、あの山下達郎と大貫妙子がメンバーだった、と聞けば「へぇーっ!」となるんじゃないでしょうかね。
グループの活動期間はほぼ3年。この間に、アルバム「SONGS」とシングル「DOWN TOWN」をリリースしています。何だかんだいってもメインはこれだけ。「DOWN TOWN」はEPO(エポ)がカバーしましたので、ご存じの方が多いでしょう。
「SONGS」も、たびたびアルバムリリースされていますが、微妙に収録曲が異なっていたりするようです。
1975年のアルバムですから、古さを感じて当然です。ところが何か、オシャレなんですね。このへんの味は、タツローさんでしょうね、やはり。大貫さんのボーカルはすごく素朴な感じで、タツローさんと同居しているのが何だか不思議な感じもします。
個人的なお気に入りは、もちろん「DOWN TOWN」。ノリのよいリズム、カッコよいイントロ、思わずサタデーナイトに出掛けてしまいたくなるような感じです。サビのコーラスも新鮮です。あとは「蜃気楼の街」「風の世界」「いつも通り」(大貫さんボーカル)でしょうか。何だ、大貫さんのが好きなんじゃない、そうですとも。
オリジナル全11曲に加えて、デモバージョン、ライブバージョンも入って、全18曲です。あ、これはもちろんCDで、1984年にイースト・ウッドから出たものですが、今年の3月にソニーミュージックからオリジナルマスターと同じものがリリースされていますよ(ただし「NIAGARA CD BOOK I」8枚組の1枚です)単独では2005年に同じくソニーミュージックからリリースされた「30th Anniversary Edition」が最新です。
あのときの「心地よさ」に浸りたい、ゆったりと進んだ時間を思い出す、そんな気分にさせてくれます。
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