親しくしていただいている写真家の方から、中国土産ということでお菓子をいただきました。中国のお菓子ということでちょっと腰が引けていたのですが、「おいしいですよ」の言葉につられて食べてみればビックリ、意外に普通で美味しいです。でもまぁ、私が気になったのは、その味というよりも名前なのですが。
いただいたお菓子は、大きくいくつかのカテゴリに分けられるのですが、もっとも日本人に抵抗なさそうなのが、小さな袋に入った5種類のお菓子です。
- 南瓜子酥
- 山核桃酥
- 花生酥
- 黒芝麻酥
- 五菓酥
そもそも(洒落じゃないです)、「酥」(そ)とは何でしょうか?いろいろ調べてみても、ハッキリとした定義が出てきません。ヌガー、キャラメル、ケーキ…。要は甘いお菓子のことを指すのかなと思いましたが、自信はありません。
とにかく食してみましょう。まずは「南瓜子酥」から。名前から察するに、南瓜の種でしょうか。正解です。意外に香ばしく、さくさくです。見た目、雷おこしのようなのですが、基本的にその材料のみでできていて、ヌガーのようなもので固めているという感じです。
次は、「山核桃酥」です。名前はやや難解ですが、これってクルミのことではないですかね。食べてみれば案の定、クルミです。つづけて「花生酥」はすぐにわかります、落花生すなわちピーナッツです。「黒芝麻酥」は胡麻です。最後の「五菓酥」は5種類入っています。ピーナッツ、南瓜の種、クルミ、胡麻、あとひとつは大麦か鳩麦のようです。
これらの材料を並べてみると、基本的に体によさそうな木の実、草の実ばかりですね。医食同源、そんな発想がお菓子にも生きているということでしょうか。そのうち、残りのお菓子もいってみたいと思います。特に、エビのイラストがプリントされた黄色い包装のお菓子とか。
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