20年来のWindowsユーザがMacBook Proに乗り換えるまでの長い道のり(9)―ATOK for Mac導入編

この連載も長くなってきましたね。MacBook Proが到着してから、以下のように環境整備を進めてきました。

  1. 基本セットアップ(購入したら必ず実行)
  2. Webブラウザの導入(Firefox 5)
  3. 日本語入力IMEの導入(ATOK for Mac)←今ココ!
  4. グラフィック編集ソフトの導入(Photoshop Elements 9 Mac)
  5. 仮想環境の導入(Parallels Desktop)

Webブラウザも導入し、ブログ記事もMacBook Proで書くことも多くなってきたので、快適な日本語入力環境は必須です。そこで今回はATOK for Macを入れてみようというわけです。

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Windows環境では、「JUST Suite」や「一太郎 創」に付いているATOKを使ってきました。毎年バージョンアップするのですが、ATOK以外のアプリケーション(一太郎など)もバージョンアップされるので、それほど割高感は感じません。

しかしMac環境では、当面はATOKだけを使うことになりそうです。とすると、ATOK単体でバージョンアップし続けていくのも、ちょっともったいない気がします。そこで出てくるのが、「定額制サービス」です。定額制では、毎月300円で、ATOKの機能が使えます。年換算だと、3,600円になります。毎年バージョンアップすればこれじゃ済みませんから、割安感もあると言えます。

「定額制サービス」は、ジャストシステムのWebサイトから申し込めますが、まずは体験版を使ってみましょう。体験版は、30日間フル機能が使えるというものです。もちろん、そのあと使い続けることもできますから、きちんと購入するつもりでも、無料期間だと思って使い始めてみればよいでしょう。

ATOK定額制サービス ATOK for Windows / ATOK for Mac

体験版(無料試用版)の入手には、メールアドレスが必要です。上記ページから申し込みますと、指定したメールアドレスに「【ATOK for Mac】無償試用版のダウンロードを続けてください」という見出しのメールが到着します。そのメールに記入されているURLをクリックすれば、ダウンロードが実行されます。

実は、この時点でメール環境は未整備でしたので、ダウンロードはWindowsで行いました。ダウンロードしたイメージファイルをネットワークあるいはメモリカード経由でMacに移せばOKです。

ダウンロードしたイメージファイルをダブルクリックすれば、インストールが始まります。

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左中央にある、「ATOK 2011 インストーラ」をクリックしてインストールを開始します。「はじめに」というウェルカム画面になります。

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「続ける」で先に進みます。「使用許諾契約」のステップに進みます。「続ける」で先に進むのですが、再度許諾確認のウインドウがポップアップしますので、「同意する」を選んで先に進みます。

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ユーザー情報を入力します。「続ける」で先に進みます。

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インストール先の指定になりますが、ここはデフォルトでよいでしょう。わざわざ変更したい場合には、「インストール先を変更」を押します。

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OS Xの場合、アプリケーションのインストール時にこのようにパスワードの入力を求められます。Windows Viata/7のUACのようなものでしょう。パスワードを入力して「ソフトウェアをインストール」をクリックすると、先に進みます。

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インストールが終了すれば、システムの再起動が必要な旨告げられます。問題なければ「インストールを続ける」をクリックします。これ以外に方法はないですよね。

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インストールが終了しました。「再起動」をクリックすればシステムが再起動します。

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システムの再起動後は、Windowsのように勝手にセットアップが始まってくれません。「最初の一歩」が必要になります。

メニューバーの日本語入力アイコンをクリックして、「ひらがな{ATOK)」などを選択しますと、ATOKがアクティブになります(このあたり、こういう表現でよいのかは自信がありません)。

「試用する」をクリックすると、このまま試用を開始できます。「シリアルナンバーの入力」は購入後に可能です。

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「ATOKスターアップツール」が起動します。Windowsでもおなじみのものです。キー設定などを指定できます。「続ける」で先に進みます。

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古いバージョンのATOKがあれば環境が引き継がれますが、今回はそんなものはないので、新たに設定する内容を問われます。ここは迷わず「ATOK 2011」にしておきます。「ことえり」は私には使いにくいし、「egbridge」は懐かしいからです。

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入力方式を選びます。私はローマ字派なので、「ローマ字」を選んで先に進みます。

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設定内容の確認です。「続行」で先に進みます。

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セットアップ完了しました。スプラッシュの有無など指定できますので、好きにしてください。スタートアップツールをあとで動かしたい場合の方法も書いてあります。

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さあ、これで日本語入力もばっちりです。ですが、今まで使っていた辞書は移行していないのですが、それは後回しにしましょう。ATOK Syncも設定しておきたいところですし。

次回はどうしましょうか。お気づきでしょうが、ここまでの画面の一部には重要箇所にモザイク処理が施してあります。これはOS Xに標準で含まれるiPhotoなどではできない処理です。そこでなんらかのグラフィック編集ソフトを入れて対応しなければなりません。

なかなか先に進めませんが、次回はグラフィック編集ソフトなど入れてみます。

 

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