20年来のWindowsユーザがMacBook Proに乗り換えるまでの長い道のり(16)―Parallels Desktop 6でWindows 7

20年来のWindowsユーザがMacBook Proを使い始める、16日目です。OS Xに仮想環境を作りましたので、Boot CampにインストールしたWindows 7を仮想環境で使っていきます。

  1. Windows 7にドライバ類をセットアップ 
  2. 仮想環境のインストール(Parallels Desktop 6) 
  3. 仮想環境でWindows 7を使う←今ココ!
  4. Windows 7にアプリケーションをインストール
  5. 何をすっぺ?

Parallels Desktop 6のインストールが終わると、デスクトップに自動的にBoot Camp領域の仮想マシンのエイリアスが作成されています。上には、Boot Campパーティションのアイコンが出ていますね。そう、OS XからBoot CampにインストールしたWindows 7のファイルシステムが見えるのです。NTFSなのに?すごい!

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このエイリアスをダブルクリックすると、仮想マシンのセットアップが始まります。このとき、Boot Campパーティションのマウントが解除されてアイコンが消えます。

仮想マシンの構成が勝手に始まります。これって、すごい時間がかかります。途中、Windowsの自動更新中の画面になったり、「仮想マシンの構成を完了するには、Windowsにログインする必要があります。」と確認を促され、これが何回か続きます。

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お馴染みのログオン画面が見えます。ここで「OK」をクリックした後、パスワードを入力すれば、Windowsにログオンできます。ただしこのあとも、前の構成中画面となって、またしばらく続きます。

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このへん、何をやっているのでしょうね?それにしても最近の仮想化ソフトウェアは進んでいます。

さて、「正常に構成されました」と出れば、ひとまず終了です。よく見ると、Windowsの起動中画面です。

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起動すると、最初のうちはOS XのデスクトップにWindowsのデスクトップが半分混じったような画面になっているのですが、落ち着くとこのような画面がポップアップし、状況を知らせてくれます。

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初期状態では、Coherenceモードというモードで動くということです。これは、OS XにWindowsが統合されたような状態で、ご覧のとおりOS XのデスクトップにWindowsのガジェットがいたり、ちょっとキモかわいい状態です。

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ここではWindowsのアプリケーションを、あたかもMacアプリケーションのように動かしたりでき、普段はこうして使うのがよさそうです。

CPUメーターのガジェットを見るとわかるのですが、CPUは1個、メモリは1GBほどしか割り当てられていないようです。ここは思い切って、並みのPCのようにCPUは2個、メモリ2GBほどにしておきましょう。

変更は、仮想マシンの起動中はできないので、いったん終了させます。

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そして再度仮想マシンを起動するのですが、設定を行いたいので、まずはParallels Desktopを起動し、仮想マシンの構成を行います。

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これでCPUは2個、メモリは2GBとなりました。仮想マシンの名称を変えてもよいでしょう。

ここでまたWindows
7を起動します。Coherenceモード以外も見てみたいので、いろいろ試します。これはWindowモード。まぁ、これまでの仮想化ソフトウェアで一
般的だったものですね。OS Xのウインドウの中にWindowsが収まっていますので、考え方としてもわかりやすいものです。

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あとはフルスクリーンがあります。フルスクリーンにするとWindowsマシンとして動かしているように見えますから、Windowsサイドの作業を集中して行う、というときにはこのモードがよいです。ちなみに戻り方が最初にこのように出ます。親切ですね。確かに、マウスカーソルを左上隅に持って行くと、画面がぺろっと剥けます。笑

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あとはModalityというモードがあって、Windowsモードの窓をすごく小さくしたような状態で表示します。動いてはいますが、小さいので
操作には向きません。操作するには、他のモードに移行します。このとき、渦巻きのようにアニメーションしたり、けっこう楽しいです。

さて、これで仮想環境でWindows 7を動かせるようになりましたので、これからレッツノートの環境を移していくとしましょう。ただし、基本的にWindows環境の構築になるので、あまり変わった話は出ないと思います。「おお、これは!?」ということが起きたら、このシリーズで書いていきたいと思います。

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