もう9月になってしまいました。振り返れば、8月はMacBook Pro関係とマンション計画の記事ばかりでした。これではいかんということで、8月に赴いた静岡県下田の写真を紹介して、夏の思い出とすることにしました。
出かけましたのは8月の19日から。そう、前日までは猛暑で、いきなり冷え込んだ一連の最初の日です。狙われたかのようにぱっとしない天気でした。
去年までの私なら「むきー!」となるところなのですが(私は暑い日が好き)、今年はマインド的に骨休みモードとなっていたので、これなら温泉に入り〜の、ビール飲み〜の、パソコンいじくり〜の、うまいもの食べ〜の、とむしろゆったり過ごせる、しめしめとも思っていたのでした。
横浜の自宅からは約170kmほどですが、4時間ほどで着きます。昼前に着いてしまったので、チェックイン時間にはちょっと早く、滞在場所(秘密)の庭をちょっと散歩。伊豆半島はセミの勢力図としてはクマゼミ優勢なのですが、なかなか姿は見れません。ですが偶然見つけた雌のクマゼミをiPhone 4でパチリ。
部屋から、水がきれいで有名な多々戸浜をパチリ。水が緑色なんです、ここの浜は。砂も粗いので、水が濁らないんですね。天気がよければもっとよいのに、と思いましたが。
翌日は、反対側の入田浜、そして多々戸浜を散歩。さすがに海水浴客は控えめです。浜なので、ハマなんとかという植物がたくさん。
ハマカンゾウ。ヤブカンゾウ、ノカンゾウの仲間です。
ハマゴウ。地面を這うように広がって咲きます。
ハマボウフウ。おなじみですね。根っこがすごく長くなります。
ハマユウ。多々戸浜では、「ハマユウの里」としてハマユウを保護、増やしています。
ケカモノハシ。こいつも砂地に生えるそうです。黄色いのが花です。穂の形がカモノハシのようだからって、ホントかなぁ?
アメリカデイゴ。南国っぽさが漂います。
入田浜には淡水の川が流れ込むのですが、クロベンケイガニの集落と化しています。
入田浜は、波が荒く岩場に近い方は遊泳禁止です。
帰り道。真鶴道路が込まないうちに午前中ぎりぎりに出発。1時間の差が6時間になるのは体験済みです。
帰りも被写体探しに余念のない私。真鶴道路で渋滞に引っかかりましたが、脇のしその葉にいる昆虫を発見。こいつはナナフシでは?と思ったら案の定ナナフシでした。でもおなかだけ。
小田原厚木道路の大磯パーキングエリアで一休み。今年は、ゴーヤ、アサガオですだれを作るところが多くて、ここにはリュウキュウアサガオのすだれがありました。それにしても伸びる、伸びる。この花は、5メートルほどの高さのところにありました。
夏の思い出、と称しておきながらほかの写真はないの?食べ物は?お風呂は?といった向きもありましょうが、人の食べた旨いものの写真を見るほど寂しいものはないと思っております(と言いながら辛いものを紹介したり…)。
家族が揃って夏に出かけるのもあとわずかでしょうね。悪天でもしっかり楽しめた夏のお出かけでした。
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