【Mac】Mac用FTPクライアントFileZilla

思い起こせば、昨年の夏にMacに乗り換えてから、ほとんど開発行為というものを行っておりません。

Visual StudioがParallels Desktopの仮想環境でうまく動かなかったのもあるのですが、きちんといろいろなツールを整備して使いやすくしていたWindows環境に比べて、Macには開発向けのツールをろくに入れていなかったこともあります。

そのひとつがFTPクライアントソフトウェアなのですが、ちょうどよいものがありましたので入れてみました。

Filezilla_01

Windows環境で使っているのは、ほとんど定番のFFFTPというソフトウェアですので、できるだけ操作性が近いものがよいのです。

入れてみましたのは、「FileZilla」というソフトウェアです。なんだかどこかのWebブラウザの名前に似ていますが、なかなかシンプルな操作性で好感が持てます。

フリーソフトウェアで、日本語に対応しています。Mac OS X 10.5以降の対応です。

ダウンロードは、以下のページから「Download FileZilla Client」をクリックして行って下さい。英語のページですが、問題ないでしょう。Mac用にはIntel版とPowerPC版がありますが、最近のMacならIntel版でしょう。

FileZilla – The free FTP solution

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ダウンロードが済んだら、標準のアーカイブユーティリティで展開します。するとFileZilla.appができますので、アプリケーションフォルダに移動します。Lionでしたら、それでLaunchPadで起動できます。

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起動したらまず、よく使うサイトを登録しておきましょう。左上のボタン(サイトマネージャーを開く)を押すと、サイトとなります。「新しいサイト」から進みましょう。

Filezilla_04

設定する項目はそれほど多くないですが、簡単にまとめておきます。

サイトのホスト名かIPアドレス:画面では、私のサーバであるnaosan.jpとなっています。
ポート番号:プロトコルの標準的なポート番号を使用するなら省略可能です。
プロトコル:使うプロトコルを選びます。FTPの他にSFTP(Secure FTP)にも対応しています。
暗号化の種類:サーバがFTP over TLS(SSL)をサポートしていれば暗号化で安全に通信できます。
ログオンの種類:自分用なら「通常」にして、その下の欄にユーザーとパスワードを指定します。

このまま「接続」を押せば、設定が保存されて、たいていはこれだけでつながります。使用するフォルダが決まっていれば、「詳細」からそれらを初期値として入れておけば、次回から楽になります。

他の項目は、使っていて引っかかれば変えていきましょう。

これで、MacからFTPアップロードが可能になりました。あとは、アップロードするものを用意するだけです。

そろそろ開発の勘も取り戻していかなければなりませんね。

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