まことに唐突ですが、自宅のテレビを替えました。いろいろ不便のあったブラウン管テレビ(パナソニックTH-28D55、2004年製)を液晶テレビ(パナソニックTH-L37ET5、2012年製)に替えました。何回かに分けて、購入レポートとしたいと思います。
今回は第1回として、機種選定編としてお送りします。
Panasonic VIERA スマートビエラ 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ 42v型 TH-L37ET5
TH-28D55は、テレビとしての役割にはまったく不満がありませんでした。ブラウン管テレビなのにデジタルハイビジョン対応で、地上デジタル放送にも対応していましたし。しかし、我が家はテレビ受像機としてよりはゲーム機のディスプレイとしての役割の方が強く、このあたりで不満が溜まっていました。
こんな感じでしょうか。
- HDMI端子がないのでPS3からはD端子で接続。
- HDMI端子がないのでCATVのSTBからはD端子で接続。
- D端子が足りないのでPS2からはアナログ接続。
- D端子が足りないのでVTRからはアナログ接続。
- 解像度が足りないので文字がにじんで読めない(これが重大)。
最近のゲームはハイビジョン対応で、文字も細かなものが多くなってきましたが、特に赤い文字などはつぶれてしまって、ほとんど読めないという状況になりました(下のモ○ハンはましなほう。スカ○リムなどといったら…)。これでは用をなさないので、液晶テレビが安くなってきている今、買い換えに踏み切ろうというわけです。
で、何を選ぶかということになりますが、CATV(ケーブルテレビ)のSTB(セットトップボックス)がパナソニック製で、ブラウン管テレビもパナソニック製で、使い勝手が大きく変わらずにリモコンがある程度共用できるからいいだろうということで、パナソニック製のVIERAシリーズから検討してみることにしました。とりあえず、プラズマは大きいし高いし除外です。
シャープのAQUOS、東芝のREGZA、ソニーのBRAVIA、日立のWOOなど多方面に検討すると、意外とパナソニック製は割高です。もちろん、SUMSUNGやLGなどはかなり安いですが、選外ということで。
当初、私にはあまり知識がなく、「液晶テレビも安くなって3万円もあれば32インチのものが十分買えるよ!」という情報に則って見ていたのです。ブラウン管テレビは28インチでしたから、同じスペースに置くなら32インチまでOKでした。
実際、パナソニックのサイトに行って32インチモデルを見たところ、そんな価格帯のものが結構ありました。しかし、スペックをよく見てみると、モデルとサイズで大きく違うところがあるのです。
32インチはほとんどフルハイビジョン(1920×1080)に対応していない!
今のテレビはすべてハイビジョン対応ですが、ただのハイビジョンとフルハイビジョンは全然違います。縦のライン数で言えば3割くらい違いますから大きいです。
どうせPS3につなぐなら、STBでBlu-rayムービーを見るなら、フルハイビジョンに対応させたいものです。しかし、フルハイビジョンに対応しているのは、26インチや22インチというサイズの小さなモデル、あるいは上級モデルです。このあたりで、目算が狂ってきました。
要は、3万円とかそういうクラスでは、32インチ以上でフルハイビジョン対応などというものはないのです。あっても、価格帯が8万円以上と高額になります。
仕方ないなぁ、ということでスペック優先で調べなおしましたら、32インチでは非常に限定されており、基本的に37インチ以上で考えた方がよさそう、という感じになってしまいました。う〜ん、サイズも大きくなるのか?
28インチのブラウン管テレビのサイズですと32インチまで、というような感じでしたが、液晶テレビには奥行きがほとんどないので、実際にはもっと大きなサイズのテレビを置けることが判明しました。どこかで読んだ記事によると、事情が許すなら、できるだけ大きいものを選んだ方がベターだということ。そこで、37インチをターゲットに絞って機種を選定しましたら、TH-L37ET5というモデルに落ち着いたのです。
パナソニックは、3月にテレビをモデルチェンジしており、旧型機を購入するという選択肢も当然ありました。ですがまぁ、こちらがよいなと思う機種などは、たいてい品切れなのですね。残っていて、特価販売している機種は、たいてい廉価機で魅力にも劣る機種です。
この記事を書いている2012年4月現在、パナソニックの液晶テレビは、C5, X5, E5, ET5, DT5というラインナップです(RB/Rという録画機能内蔵機を除く)。DT5は上級機ですが、最低サイズが42インチと、最初から除外です。
C5, X5は37インチにフルハイビジョン対応機がありまして、しかも安いのは魅力ですが、HDMI入力が2系統しかなかったりして、PS3とSTBをつないだら終わりです。D端子が1個なのは仕方ないですが、アナログ入力も1個しかないのは困ります。
E5には42インチモデルしかありません。最初から無理でした。
とすると残っているのはET5という中級機です。しかも32インチ以上でフルハイビジョン対応です。HDMIは4系統で十分です。D端子は1個ですが、アナログ入力が2系統あり、現状のアナログ機器のラインナップを考えれば十分です。価格は高いですが、なんとへそくりから拠出されることが決定しました。いったいどこにそんなものが!?
ところで、32インチがあるなら32インチにしようと思ったのですが、どういうわけか量販店では入荷未定だといわれました。新製品なのに、まだものができていないようなのです。大丈夫か、パナソニック。赤字は大丈夫か!(これは余計でした)
まぁ、機種も絞り込んだし、あとは購入するだけなのですが、これも結構悩むものなのですね。次回は、購入編をいってみたいと思います。
Panasonic VIERA スマートビエラ 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ 42v型 TH-L37ET5
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