8月19日、横浜市緑区の新治市民の森の4回目(最終回)です。
3回目の記事はこちら:
【おでかけ】人のいない新治市民の森(3)—田んぼその1
いきなり開けた風景ですが、見晴らし広場から少し進んだあたりです。緑が濃いですね。でも今回は田んぼなんです。
田んぼの反対側も、見どころ満載ですぞ。アキノタムラソウ。三保市民の森ほどはびこっていません。もうそろそろ終わりという感じです。
ワレモコウ。近くでは撮れませんでしたが、仲良く三輪。向こうにぼんやりと見えるのが稲穂です。
なんか緑色の大型の昆虫が飛んできたんですよ。全身をうまく現してくれず、どうこうしているうちにまた飛んでいってしまいました。カヤキリ♀だと思います。
キツネノマゴ。
ツリガネニンジン。この花はこれからですね。つぼみもまばらです。
ヤブラン。
ここにもオオカマキリが。ぶら下がるように、ゆらゆら揺れています。
ナンテンハギ。田んぼから籠場の奥に進むあたりにたくさんあるはずなのですが、今年は少ないような?
ここからは籠場方面です。このアシグロツユムシの幼虫は、ヌスビトハギの上にいました。
こっちが、ヌスビトハギ。本当に小さな花ですねぇ。
モンシロチョウが頼りなく飛んでいました。スジグロシロチョウのような飛び方。
イヌタデ。赤まんま。そういわれれば確かにそんな気も。
籠場の奥でキツネノカミソリを撮っていましたら、何やら動くものが。ナナフシモドキですね。エダナナフシのようですが、触角が異様に短いのでわかります。でもナナフシの仲間なんですから、「モドキ」は変ですよねぇ。
というわけで、このままへぼそから見晴らし広場、そして駐車場に戻ったのでした。3時間半の行軍でしたが、それなりに撮れました。最後に珍しいものにも逢えましたし。
まだまだ暑い日は続くので、またどこかに行ってみたいと思います。お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
場所の紹介:
新治市民の森 – 森と公園めぐり – なおさん亭::新館
撮影機材の紹介:
キヤノンEOS 40D – カメラの部屋 – なおさん亭::新館
キヤノンEF 100mm F2.8L MACRO IS USM – カメラの部屋 – なおさん亭::新館
パナソニックDMC-TZ10 – カメラの部屋 – なおさん亭::新館
修正記録:
2012/8/30、アシグロツユムシの名前をマダラカマドウマから変更。
コメント
>ここからは籠場方面です。このマダラカマドウマの幼虫は、ヌスビトハギの上にいました。
これは、アシグロツユムシの幼虫のように見えますが、どうでしょうか。
ジャワカ零さん、コメントありがとうございました。
アシグロツユムシ!ムムム、ちょっと調べてみました。パッと目にカマドウマに違いないと思い込んでいましたが、どうやらハズレのようです。
うっすら入った緑のすじや、足の太さとか、そして何よりもお腹の形とか、マダラカマドウマではないですねぇ。
そうやらアシグロツユムシで正解のようです。新治での目撃情報もありますし。ちょっと時期が遅いような気もしますが、今年はこんなもんですかねぇ。
ご指摘をありがとうございました。