【デジモノ】iPhone 5乗り換えでわかったSoftBankとauの違いとは?

めっきり秋っぽくなってきました。涼しいのはよいのですが、通勤電車が暑くなってくるのは困ったものです。

私はiPhone 5を購入する際に、キャリアをソフトバンクからauにMNPで変更しました。この2つのキャリアの違いというのは、事前にある程度知っていたことですが、いざ使い始めるとその違いがはっきりわかるようになるものです。

今回、感想的に、この違いについてまとめてみることにしました。

音声通話中にデータ通信は使えず、その逆もできない

これは有名ですね。auの通信方式はCDMA2000で、高速通信時にはEV-DOという方式を使い、音声通話と低速通信には1xRTTという方式を使うそうです。2つの方式を使い分けるため、データ通信中の音声通話はできない、というわけです。

ちなみに私は音声通話をほとんど使わないので、これはあまり問題にはならないと思って妥協しました。ソフトバンクはW-CDMAでデータ通信時の音声通話が可能です。

授与されるメールアドレスは1個だけ

ソフトバンクでは、***@softbank.ne.jpと***@i.softbank.jpの2つのアドレスが使えました(両方ともプッシュ通知が可能)。後者はiPhone専用です。前者はメッセージアプリに、後者はメールアプリに紐付けされます。これは結構便利で、iPhone 4利用時は2つのメールアドレスを使い分けていました。

auでは***@ezweb.ne.jpの1本です(もちろんプッシュ通知あり)。その代わり、メッセージアプリにも、メールアプリにも、どちらかを選んで紐付けできます。1本しかなくて不便かなぁ、と思ったのですが、Gmailアプリがプッシュ通知をサポートしたので、***@gmail.comを使えばまったく問題なくなってしまいました。

むしろ、****@gmail.comだと、将来AppleがiPhoneをやめるかiPhoneの魅力が激減して興味がAndroidスマホに移ってしまったとしても、まったく問題なく使い続けられて便利です。

回線状態を示す謎の丸印

iPhone上部のステータスバーの左には、回線状態が表示されます。いわゆる携帯回線の電波強度と回線種別が出るのですが、auですとここがLTE、3G、そして謎の○印の3種類になります。前の2つはわかるとして、最後の○印は何なのでしょう?

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実は、この○印が出ているときは、アンテナが何本立っていようが、通信が異様に遅いのです。で、ちょっと調べてみましたら、最初に書いた音声通話用の1xRTTでの接続になっているようですね。しかもこの方式は144kbpsだとか。大昔のアナログモデム並みの速度です。これは遅いはずだ(当時はめっぽう速く感じましたが)。

auともあろうものが、普通の都市部で3Gが使えないはずもなく、現にLTEが使えてた場所をちょっとずれただけでこの状態になったり、不可解でした。経験を積んでいくと、どうも周囲に多数のスマホや携帯があると、こういう状態になりやすいようなのですが、確証はありません。

これが出たらとりあえず諦めて、周囲からスマホ使いや携帯持ちが去るのを待ちます。笑

ふたを空けてみればたった3つですが、ソフトバンクからauに乗り換えようと思っている人、あるいはその逆の人の参考になれば幸いです。

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