【ヘルス】椎間板ヘルニアがやってきた!(5)~驚愕の断罪編

自虐的医療ネタ、早くも5回目になりました。待望の?最終回です。

4回目の記事はこちら:
【ヘルス】椎間板ヘルニアがやってきた!(4)~怒涛のMRI編その2

椎間板ヘルニアの疑いありと診断されてから、頭をよぎるのは、

  • このままひどくなって立てなくなる日が来るのだろうか?
  • 運動は続けられるのだろうか?
  • コルセットの装着が必要になるのだろうか?
  • 牽引が行われるのだろうか?
  • ブロック注射とか手術が必要になるのだろうか?

とかそういうことばかりでした。ちょっと痛んだくらいで大げさな、と言われそうですが、トラブルがだんだんと核心に近づいてくるようで、気が気でありません。

足の指、ふくらはぎ、そして腰。そうそう、首もやりました。肘もだな。こうしてみると、結構やっていますね、私も。もしかしたら医者との縁がないどころかありまくりでは、と考えを改めなければならないかも。

整形外科の診療を受ける当日、今日は原因を探って適切な治療方針を固めるのだろうな、と不安と楽しみが交錯した複雑な感情でおりました。

この思いは、あとで裏切られることなるのですが…。

実は、予約時間があやふやで、1時間ほどの差で、早い時間か遅い時間かわからなくなっていたのです。このクリニックは、予約票とかを出してはくれないのですね。まあ、メモしたり、電話で聞けばよいだけなのですが、早い方で行けば少なくとも遅れることはないだろうと、楽な方を選んだのは我ながらやれやれですね。

で、予約時間らしき時間に、受付を済ませました。早いようなら何か言ってくるかなと思ったのですが、何も言われません。そのままカルテを渡されて、診察室の前でお待ちくださいとなりましたので、ああ間違いではなかったのかなと思いましたが、このあとの状況を踏まえると、結局はどうだったのかはわからないのです。

診察室を指定されましたので、その前で腰掛けて待ちます。待っている人は多かったのですが、こっちは予約だし、そんなに待たされることはないだろう、と思っていたら甘かったです。次から次へと呼ばれる名前は私ではありません。

どうやら、ここのシステムは、予約はあくまでも患者数を絞るためのもので、流れは一般診療と変わらないようです。

それにしても、携帯電話のご使用はご遠慮くださいとあちこちに出ている割には、皆さん普通にスマートフォンをポチポチやっていますがな。スマートフォンで携帯電話じゃないから!とか思っているのかな?というか、最近は有名無実なルールが目に付くようになってきましたね。

閑話休題。

で、首を長くして待っておりました。日本酒の雑誌をにたらにたらと読みながら。最近、めっきり日本酒な私。あ、もちろん仕事中でしたから、手帳片手にネタを練っておりましたぞよ!おかげでいいキャッチが浮かびました。

で、1時間も経って外はすっかり暗くなったころ、お呼びがかかりました。中には、若い整形外科の先生が。さて、どうしました?

どうしましたはないでしょう…。経緯とか伝わってないんでしょうか?でも目の前のモニターにはしっかりとあのときの縦割りの映像が…。

看護師さんも何か言ってくれたようでしたが、仕方ないので、ゼロから説明しましたさ。で、それを受けて一言。

「こんなのは椎間板ヘルニアなんかじゃないです。おこがましいです。ちゃんちゃらおかしいです。」(多少の誇張はあり)

え?でも先日の診療ではそのように…モゴモゴ。痛みは?2日くらいで消えました。太もものこわばった感じは?まだあります。

何かはあるようだけど、椎間板ヘルニアと呼べるものではないです。何しろ私(先生)はこのあいだ手術したばっかりですからね。ヘルニアだったらこんなもんじゃ済まないです。

見せてあげましょう、とおもむろに開かれたトレンチコート、じゃなかったMacBook Airに輪切り画像は映し出されました。確かに!真っ黒い部分が大きく膨れて、白い部分を圧迫していますがな…。これは完璧な椎間板ヘルニアですよ!

これに比べると私のは…。黒い部分は確かにちょこっと突き出しているような気がしますが、圧迫しているという印象はないです。先ほどのひどい画像と比べると何もないようなものです。

しかし、白い部分が左右対照でないのは明らかで、これは歪んでいるというのが正しい、そんな感じです。画像のコメントには、右優位の椎間板ヘルニア、とか書かれています。適格なコメントだなぁ、とかおっしゃっていましたが、どのように詳しいかは聞けませんでした…。

で、とりあえず何かすることはない、と言います。でも運動するならストレッチを入念に、しかも運動の前後に、ということでした。そうそう、私は実践していますよ。さらに念入りに、ですね。わかりました、親方。ウォーキングは長くならないように、ということですので、ほどほどにしておきましょう。とにかくゆっくり休ませて下さいということなので、筋トレはしばらくはナシ、です。するつもりでいたのか!と怒られそうです。

痛みはないから心配いりませんが、もしかして痛み出したときのために、一応痛み止めはだしておきましょうか、ということでロキソニンとムコスタ(これは前回はなかった)、そして筋肉のこわばりをとる薬を処方されました。これで、万が一痛み出しても安心です。

気になっているのは「右優位」というやつです。調べてみると、大脳半球の話ばかりですね。しかも、ほとんどの人が左優位だとか。そういえば私は右利きですが、自転車に乗るときとか、指を組み合わせたときに上に来る親指だとか、足を組む方とか、どうやら普通の人と違うのです。もしかしたら本来左利きだったのを矯正されたのかも?とか思ってしまいます。

脳みそとは関係ないのかな。まぁ、そのうち詳しく調べてみましょう。今は、何でもネットで調べられるから便利ですね(信憑性はいろいろあるけど)。

ということで、とりあえず急を要する事態は回避しました。しかし、生活、いえ姿勢の改善は必要です。横座り、足を組む、そういうのを控えて、あるいは片方だけに偏らせないとか。あと、30分以上の座りっぱなしを避ける、腰回りを適度に動かす、というのを意識的にした方がいいですね。

最初はどうなってしまうのだろう、と思った今回のお話ですが、結果はこんな有様でした。お騒がせした、という感じです。でも5回も記事を書けるとは…。この最終回の記事を書いている今、痛みはとっくになく、こわばり感も消えました。至って普通です。薬はまったく飲んでいません。何だか、医療費を圧迫して、重ね重ね申し訳ないな、という感じです。

生活を改善して、できるだけお医者のお世話にならないように心掛けますので、どうかお許しを!読んで下さった方、ありがとうございました。

コメント

  1. 小鉄 より:

    こんばんは。固唾を呑んで見守った全5回。軽度で良かったですね~。ブロック注射は激痛ですよぅ。ブロック注射を打つために打つ、麻酔注射がまた痛い。今を去ること20ウン年前の痛みを思い出して、腰が痛くなってきました[E:sweat01]
    いつなんどき、ぴき~ん!と腰から足にくるか分かりませんから、養生してくださいね。と脅しておきましょう[E:coldsweats01] お互い気をつけましょうね。

  2. なおさん より:

    小鉄さん、コメントありがとうございます。
    経度というか、本当にそうなのか、かなりグレーですよね。
    小鉄さんは経験者なのですね、ここのところの諸々を思うと、本当にお大事に。
    ブロック注射を打たれることのないように、生活の改善を図りたいと思います。
    ちなみに、部屋の掃除をしたら、ちょっとくるものがあります。笑