iPhone用ヘッドフォンをSONY DR-XB31iPに変えてみました。

愛用のiPhone 5用のヘッドフォン(イヤフォンかな?)を、SONYのDR-XB31iPにチェンジしました。今回は、そのレポートです。

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これまでは、ここで書いたMDR-EX300SLを使っていました。

【日記】iPhone用ヘッドフォンをSONY MDR-EX300SLに替えました。

このヘッドフォン、音質もなかなかで使い勝手もよく満足していたのですが、iPhone 5になってから事情が変わりました。iPhone 5のヘッドフォン端子は下側にあるのです(iPhone 4Sまでは上側)。

私はiPhoneを胸ポケットに入れておくことが多いので、ヘッドフォン端子を使うときには逆さまにポケットに突っ込むことになります。そうすると困るのは、音量の調整。ボリュームボタンが下に来るので、これまでみたいにちょっと指を突っ込んで、というわけにはいきません。

これは結構不便で、いちいち取り出して、ということになります。これに加えて、曲をスキップしたりするのも取り出して、ということになっていましたので、純正のヘッドフォンのようにリモコンが使えれば便利だな、と思っていました。

純正を使わないのは、私は通勤中に音楽などを聴くことが多いので、音漏れが気になるからです。また、白いケーブルは目立ってイヤなのです。笑

そこで、MDR-EX300SLをスポーツジム用のiPod Shuffle専用にして(今までは兼用)、新しくリモコン付きのを購入しよう、と思い立ったのです。

実は、MDR-EX300SLを購入後、SONYにもiPhone用のラインナップがあることに気付いたのです。

何を買うかですが、私は低音が欲しいのと、通勤中に使うので音質に大きくこだわってもしようがないということで、EXTRA BASS仕様でもっとも廉価なものにしました。それが、DR-XB31iPです。

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到着したパッケージを見て、何じゃこりゃ?と思いました。MDR-EX300SLのパッケージは紙製で捨てるのが惜しいものですが、これはすぐにでも捨てていいレベル。妙な安っぽさがさっそく気になりました。

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購入したのは黒です。他に、青、赤などがあります(ドライブユニット部)。

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この機種の発売は2012年7月で、iPhone 5の発売は10月でしたが、問題なく使えるようです。SONYの公式情報は2012/7の時点のものしかありません。

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イヤーピースは4サイズ付いています。私は、どういうワケかいつも標準ので大丈夫なんです。なので、袋に入ったままたいていの場合放置されて、もったいないと思うのです。

開封ですが、ケース表面のフィルムを留めている3箇所のシールを剥がし(これがなかなか剥がしにくいのです)、フィルムも剥がしてしまいます。フィルムはもしかしてすっぽり抜けるかな、と思ったのですが、ダメでした。

仕方ないので、ベリベリと剥がし、後は捨てるしかないようです。

ケースから中身を出すには、底にある黒いふたをスライドします。保証書と、簡単な説明書が付いています。

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中身を出して並べてみました。キャリングポーチと、イヤーピース、コードを留めるのクリップが付いています。

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この時点で、絡みにくいというセレーションコードが妙にごわごわで扱いにくい感じがしていました。確かに絡みにくいのですが、これはチャンポンやきしめんの麺が絡まないのと同じこと。MDR-EX300SLの細いコードは絡みやすかったのですが、コンパクトで扱いやすかったです。

あと、イヤーピースにホコリやゴミが付着しやすいです。これには結構参りました。撮影中に、もはやホコリまみれです。これまでもこんな感じかな、と思ったのですがMDR-EX300SLのイヤーピースはキレイなままです。

なので、素材の違いでしょう。シリコン系だと、こういうことになりがちですね。

うっかりしていたのは、コードの長さでした。MDR-EX300SLが、延長コード付きの短いものでしたので、今回もそうだろうと勝手に思い込んでいました。実際には、1.2mもあるのですが…。これは、そのままでは胸ポケットには長すぎます。普段は、コードをまとめておくしかなさそうです。

肝心の音質はどうでしょう。低音に期待、ということでしたがMDR-EX300SLと比べても低音はよく出ています。13.5mmドライブユニットのおかげでしょうか。高音はあっさりで、聴き比べればMDR-EX300SLのしゃりしゃり感が気になるほどです。

Amazonのレビューでは期待できない、とありましたが意外と普通です。しかし、すごくよい音、というほどのものはないですねぇ。

リモコンも、長さの割には操作部が小さいので音量調節と選曲に最初は戸惑いましたが、慣れればOKです。要は、中心の出っ張った部分で選曲、と覚えれば、ちょっと離れたところで音量調整というように指が覚えます。

MDR-EX300SLと比べると、質感がないですかね。全体的に、ちょっとしょぼい感じがします。

比べるのが間違っているんじゃないの?と言われそうですが、メーカー価格はとんとんで、DR-XB31iPは4,000円くらいの実売価格、MDR-EX300SLは2,800円くらいの実売価格です。

全体的に、あまりSONYっぽくないなぁというのが感想です。でも、使っていけば味が出てくるかも知れません(そういうものってけっこうある)。しばらくは、できるだけ気持ちよく使えるようにコード長などを整えて、使ってみたいと思います。

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