知人が、隣家のバルコニー喫煙で困っている、とFacebookに書き込んでいるのを見て、やはりこういうのはどこでも起きているのだなと。
その知人のケースでは、お隣に赤ちゃんが生まれたらしく、義理だか無理だかわかりませんが両親が見えているとかで、追い出されたオヤジがバルコニーで喫煙し、その煙が窓から入り込んできて辟易している(長いな)、ということでした。
バルコニー煙害の典型のようなものですが、まさに私も同じ経験を。
私の場合も、隣家に赤ちゃんがお生まれになり、日替わりで一族郎党が大挙して押しかけるらしく、ちょうど季節も暑いころだったため窓も開放し、その様子がよく伝わってくるのでした。
ある日、妙に煙いというか臭い!と思いバルコニーに出てみましたら、まさに隣家の男性方(複数)が隣家のバルコニー、しかも我が家側の仕切りに集まってぷかぷか。端っこで吸いたいという心理はわかるのですが、隣にも部屋があるんだぞ!しかも他人だぞ!
と思って、ちょうど彼らの頭がそこにあったので、「すいません。煙がこっちに来るので喫煙は部屋の中でお願いできませんか?」と正論でしてきたところ、皆さん恐縮して、そのまま喫煙は収まり、二度と起きることはありませんでした。
それを見ていた娘は、「やったね!」という感じで賛同してくれましたが、近所付き合いがしにくくなる(そもそもしていないくせに)という声もあり、やれやれナーバスな問題だね、と思った次第です。
このケースでは、気づきがあってすぐに改めてくれましたが、冒頭の知人のケースでは、直接、間接、何も効かないようで、ほとほと困っているようです。直接言えば「わかりました」と言ってまたやる、間接的に言えば無視、と取り付く島もないようなのですが、今度、花火でも投げ込んだれ!と過激な意見まで飛び出す始末です。
要は、タバコのさまざまな害を認めて、他人の迷惑にならなければどこでいくら吸おうとまったくかまわないのですが、上記の方々はそういうのを「権利侵害」と捉える人もいて、それが話をややこしくしているのですね。迷惑かけるな、権利侵害だ、では噛み合いませんよね?
かくいう私も10ン年前まではライトな喫煙者。その渦中にいるときには、気付かないことも多いものです。吸わない側に回ってはじめてわかることも多く、多くの人は気付かないだけと信じて、今日も啓蒙活動に勤しんでいるのです(と言ってケンカするのか?)。
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