命日に旧乃木邸と乃木神社に。

この9月12日と13日は、東京都港区の旧乃木邸で乃木希典大将の遺品等の展示をやっているということで、行って参りました。これは、13日が乃木希典大将の命日ということで、従来は屋敷内を見学できるように開放していたものを、東日本大震災の影響でできなくなったことで、これを代替しているものです。

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12日の朝には、このように表門に提灯が吊され、明日が命日であることを告げています。付近には警備員姿の人がたくさんいて、一体何事かと思いましたが、警備兼案内の人たちのようでした。尋ねれば、親切に教えてくれます。

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旧乃木邸の脇には乃木神社が鎮座しますが、こちらは港区の催事とは無関係に、いつもどおりの風景でした。ただ、旧乃木邸から流れてくるお年寄りの集団でいつもよりごった返しておりましたが。この人たちの振る舞いを見て、もしかしたら今の若い人たちの方が、神社での参拝の形式には詳しいんじゃないかと感じた次第です。

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乃木希典大将といえば、日露戦争で第3軍司令官(大将)に親補されて旅順攻囲戦を指揮し、また奉天会戦に参加したということで有名です(Wikipediaより)。このとき、2人の息子さんを亡くされています。

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明治天皇の崩御と同じくして、夫人の静子さんとともに62歳にて自刃されました。その後、読売新聞のコラムに掲載された意見を受けて、各地に乃木神社が建立されたそうです。港区のものはなじみ深いですが、京都や北海道にもあるとは知りませんでした。

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庭園では、簡単な展示会を催しておりました。そこでパンフレットを受領、そのパンフにはスタンプが。命日には邸内を開放していたのが、それができなくなったのでこのような形になっているようです。邸内の写真をはじめ、自刃の際の血染めの着衣など、生々しい展示もあります。思わず一礼。

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ものの価値観とは時代によって変わるものです。今の我々の価値観も、未来では奇異なるものとして扱われるかも知れません。今は時の人たちの価値観を尊重し、ただ思いを馳せるということを大切にしたいと思っております。

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