電子書籍で売れる本、売れない本

本

こんばんは、エンジニャー的編集者こと、なおさんです。東日本では、35度など当たり前!の暑い日が続きますが、これってフェーン現象ですね。先日、天気予報でこの言葉を聞いたとき、すごく懐かしく思ったのはなぜでしょうか? 北方である山形や秋田で猛暑になるのもこれが原因のようです。水分、塩分をこまめに補給し、熱中症に対策しましょう。

すっかり市民権を得た電子書籍ですが、私は電子書籍で売れるのはマンガ(コミック)だけ!とかたくなに思い込んでいましたが、どうやらそれは違ってきているようです。

もちろんマンガも売れるのですが、私の専門の一つでもある技術書、これも電子書籍になると売れるようなのです。私は、絶対に紙の本の方が取り回しが良いと思っていますので、技術書ならなおのこと電子書籍はあまり売れないだろうと思っていました。

ところが、意に反して売れるというその理由を自分なりに考えてみました。

  • 少しは安い。
  • 紙の技術書は厚くて重い。
  • 電子書籍だと検索できる。
  • 紙の本は絶版になってしまった。

たまに電子書籍では半額キャンペーンなどを打ちます(紙の本と違って再販価格維持制度がない)。このときに買えばもともと高価な本が多いので、お得感がありますよね。

技術書はページ数もあり、サイズも大きめで、結果的に重い本が多いです。これらを何冊も持ち歩いたり、書棚を占拠されては困るというときに、電子書籍は良いのでしょう。何冊そろえようが、スペースも重さも変わりません。

できないところもありますが、検索できるのも、紙の本にないメリットでしょう。いわば、全文検索が可能なわけで、技術書では特に有意に働くでしょう。

最後は、絶版本です。書店になく、絶版で注文もできないというとき、電子書籍があるとありがたいですね。電子書籍のない時代は、絶版になるともはや道は断たれたかのように思いましたが、今では管理コストをほとんどかけずに本を維持できるわけで、著者さんにもメリットのある話です。

ということで、取り留めなく書いてしまいましたが、これからはもう少し電子書籍の購入を意識してみようかな、と思ったのでした。そうなると、スマホではきついのでタブレット…ということになるのですが、実はこれが最も高い買い物だったり。

紙の本を読むのに余計な装置はいらないのも、紙の本が嬉しい理由でしたね。

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