レンジフードファンを交換してみた

マンションも長い間住んでいると、いろいろなところにガタが来るものですね。ちなみに我が家は新築を購入しておよそ18年。毎年のように、どこかで修理や交換が必要になっています。

そして、急に寒くなったある朝、レンジフードファン(ガスレンジの上にある換気扇)が異音を発し始めました。いつもなら、しばらくすると落ち着くのですが、今回はいつまで経っても症状は変わりません。どうやら、寒いせいではなく、ガタが来たようです。

こういうとき、どうしたら良いんだろう?と思いますが、今は「換気扇 故障」とかでWeb検索すれば、いくらでも業者がヒットする世の中です。その中で、近場で、よさげなのを選んで、費用を確認して、ベターなところに依頼すれば終わりです。できれば、過去にリフォームなどを依頼した業者がいれば、安心です。

当家の場合、金曜日に依頼、日曜日には工事終了しました。換気扇の機構部品と言えばモーターなのですが、モーターだけ交換しても、他の部分がへたれば全部を交換しなければならないとかで、18年も経っているからと全部を交換してしまうことにしました。ちなみに、交換の目安は15年とか。10年とか言っている業者もいます。そうすると、だいぶ長く使ったことになります。当家は、朝、昼、晩とフル活用なので、高負荷の中それだけ持ったのは、良いと考えるべきかと。

マンション購入時のレンジフードファンは富士工業製。業者の人によると、このメーカーは、受注生産だそうで、発注から工事まで時間がかかるそうです。本当かな?同じ規格の他メーカーのものもあるので、それなら在庫さえあれば最短で工事できるとか。ちなみにリンナイのものが装着されました。

レンジフード:レンジフード - リンナイ

レンジフードファンと一口に言ってもいろいろあるようで、大きく「プロペラファン」と「シロッコファン」があるとか。前者は、よく見るプロペラ型、後者は円柱型です。当家は円柱型が付いていました。

当家の場合、室内への構造材のせり出しが大きく、そのため標準のダクトカバーは使えませんでした。富士工業製のものは受注生産らしく、ぴったりのものがはまっていました。ここで選択です。元のものをキレイにして使うか、新しいものをカットして使うか。前者は、油汚れなどをキレイに落として再塗装するという手間がかかります。後者は、カットは手作業で切れ目も出るため、美観がイマイチになりそうです。当家では、元のものを使い続けることにしました。

[Before]
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何だかんだで朝10時から作業開始、終わったのはお昼休みを挟んで午後2時。3時間くらいですかね。思ったよりかかったという感じです。もっとも、カバーの掃除や再塗装に時間がかかっていたのですけどね。電動ドライバーが使われたせいか、騒音も少し出ました。もしかすると、管理組合に事前に届けておいた方が良いかも知れません。

[After]
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交換後は、音も静かになり快適です。ただ、ファンの能力切り替えが強中弱の3段階から、強弱の2段階に変わってしまいました。同等品だからと油断していると、こういうこともあるようです。ただ、実用上は、さほど不便はありません。

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職人さんは2名でしたが、ベテランのおじさんが、若手に教えながら作業していたのが印象的でした。

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