Gmailを使ってみる

Gmailをご存じだろうか?かなり前になるが、一般に開放されたGoogleのメールサービスである。誰でも無料でメールアドレスを取得し、使うことができる。容量も、2GB以上あり、通常の利用には十分すぎると言える。ただ、このように書いただけでは、MSN Hotmailや、Yahoo! Mailをはじめとするフリーメールとどこが違うのか、今ひとつわからないと思う。そこで、簡単にGmailについて取り上げてみよう。

まず、Gmailは無料である。これを言うならHotmailもYahoo!もGooもExciteもみーんな無料であるから、あまりメリットはない。メールボックスの容量が、2.5GBあり、刻々増えている(!)。ただ、ここまでの容量を使うことはほとんどないだろうし、HotmailもYahoo!も容量拡大傾向にある。少なくとも、512MBを越えたあたりから、あまりメールボックスの大容量化のメリットはないような気がする。

空き容量はAjax技術によってリアルタイムで変化するのが見れる。

ここからなのだが、Gmailは迷惑メール(SPAM)対策やウィルスメール対策が標準で付いている。これらを有料オプションとしているところもあるから、少しアドバンテージである。チャット機能も付いている。これはMSNメッセンジャーやYahoo!メッセンジャーといったインスタント・メッセージング(IM)と同じ位置付けである。無料なので広告が表示されるというのも、他のフリーメールと同じだ。

広告内容は固定ではなくメールの内容によって変化する。このへんは、Googleらしい。

Gmailの一番のウリは、実はメール検索機能ではないかと思っている。検索サイトではトップになったGoogleの技術が、メール検索に無関係なわけではなく、世界中のWebサイト、ローカルのデスクトップ、そしてGmailメールにも及ぶのだ。ただ、Googleの窓にキーワードを入れれば、そのいずれからでも目的のサイト、ファイル、メールを瞬時に探してきてくれる。これがGmailを使う上での最大の利点だろう。

ただ、Gmailを常用しない人には、あまりメリットのない話かも知れない。私などはフリーメールはフリーメールで、仕事には使わないし、プライベートにもあまり使わない。ちょっとした情報サイトに登録したりする際に使うくらいだ。もちろんこれは私の話で、フリーメールをばんばん使っているという人もいるに違いない。こういう人には、すごく便利だと思う。

Gmailのアカウントを作るには、Googleのトップから辿っていって必要事項を入力するだけ、という他のフリーメールサービスと同じような感じである。特段、悩むこともないはず。

実は、Gmailのアカウントを取得したのには別の理由もあるのだが、それについては次回…。

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