無料で作るASP.NETでWebサイト(6)―無料ホスティングサービス申し込み編

今回は「Health」メニューの下を作り込んでいく予定だったが、気が変わってホスティングサービスのことを書くことにした。すでにサイトは公開してしまっているし、ホスティングサービスを使う場合にもいろいろと引っかかることが多いからだ。なので、早いうちに書いておくことにした。

Snow_flake_01 殺風景なので、花。スノーフレーク。

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この連載記事の目標は、「無料で」ということなので、必然的にホスティングサービスも「無料で」使えなければならない。無料で使えるホスティングサービスなどいくらでもある(無料ホームページサービス、無料ブログサービスもたくさんあるからだ)が、今回は「ASP.NET」が使えなければならない。必然的に、サーバはWindowsで、ということになる。こうなってくると、選択肢は極端に狭くなってくる。無償で使えるオープンソース系のソフトウェアでサーバを構築し、無料で提供するという方法が使えないからだ。だが時代は進んでいるもので、数は少ないがしっかりとしたサービスを提供しているプロバイダを見つけることができる。今回は、これを紹介しよう。

ちなみに、無料、有料にかかわらず、ASP.NETを使うことのできるプロバイダについては、Microsoftから情報を得ることができる。多分に商売が入っているが、オフィシャルということで紹介しておく。

http://www.microsoft.com/japan/msdn/asp.net/hosting/

これを見ると、実は無料サービスは1個しかないのだ。「ドサバ」とかいうどこかの安売り店を連想させるロゴのサービスもあって、月1,000円以下と十分に安価なのだが、少しでも払ってしまえば「無料」でなくなるので、ここは無料にこだわることにする。どのようなところがホスティングサービス選びのキモなのかを探るためにも、ここでは面倒のない無料サーバにこだわる。

唯一(ここでは)の無料ホスティングサービスは、ファーストサーバ株式会社の完全無料サービス「エクスプレス2」だ。無料で、Windows Server 2003 R2、ASP.NET 2.0(ASP.NET AJAX 1.0込み)、SQL Server 2005などの機能を利用できる。当然共有サーバ(複数のユーザで一台のサーバを共有すること)だが、目的からすればまったく問題ない。Webに100MB、データベースに100MB使うことができる。サイト構築にはまったく問題ない容量だ(容量を食う画像データなどは、これまでどおりニフティのサーバなどに置けばいい)。

http://www.fsdotnet.jp/express/

無料で使う条件とかはないの?とか思うが、当然ある。Google AdSense広告を含めた一切の商用利用不可、アンケートへの回答義務、一定期間ごとのログオン、静的HTMLページへのロゴ挿入、などだ。一般的といえば一般的なので、よほどの不精者でなければ問題ないと思われる。ただ、AdSense広告が使えないのは将来的に支障になりそうなので、そのうち有償のホスティングサービスに移行するかも知れない。それは多分、この連載が程度まとまった段階だろう。

では、実際に申し込んでみよう。上記のURLにあるリンクから、申し込みページに移行できる。もちろん、いろいろな注意書きは自分の責任で読んでおいて欲しい。メールアドレスを指定し、その場でアンケートに答えることで、オンラインで申し込みが完了する。氏名や住所、電話番号などの個人情報が不要なのはありがたい。

この記事を書いている時点で、このサービスは申し込み受付を一時中止している。
サーバの状況が整い次第、再開するらしい。

個人でドメインを取得していれば、それを使うことができる。取得していない場合でも、サブドメインを独自にもらうことができるので、naosan.fscs.jpといったドメインを使うことができる。私はドメインを持っていないので、サブドメインを割り当ててもらうことにした。

申し込み後、メールが到着するが、そこに記載されているURLにアクセスすることで、実際に申し込みが完了したことになる。ここでもう一通メールが届けば、サーバはもう稼働している。工事中であることを示すページが標準で用意されているので、「http://www.naosan.fscs.jp/」にアクセスして表示されれば、申し込みは完了し、サーバが稼働していることになる。あとは実際にコンテンツを転送していくだけだが、それについてはまた別の機会に。

なお、サーバの管理、データベースの管理などのWebブラウザから使えるツールが用意されている(2通目のメールにて案内されている)。いちどは目を通しておいた方がいいだろう。特に、データベースの管理はこのあと必須になってくるので、雰囲気だけでも見ておきたい。

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