ついこの間行ったばかりなのだが、妙に気に入って頻繁に足を運びそうな気配である。前回から一月といったところなのだが、様子は大きく変わっている。このような移り変わりを楽しめるのが、こういう場所のいいところだ。写真には撮っていないが、ヤブを抜けるカモシカを見たり、声はすれども姿の見えない野鳥を追いかけたり、やはりここは丹沢なのだと改めて感じる。
ちょっと紛らわしいが、神奈川県自然環境保全センターと併設されている。
リンク: 神奈川県自然環境保全センター
のっけから、こんなものを池で発見。
すわ、人の手か?と思ったら…。
アメリカザリガニを捕まえるための罠だったわけで、中に入っているのはイカのようだ。見れば、赤いものが中にたくさんいて、出ようとしてもがいている奴もいるし、そもそも罠から遠いところでは相変わらず後ろ向きにダッシュしている奴らがまだたくさんいる。アメリカザリガニを放っておくとあっという間にほかの生き物がやられてしまうのだろう。本当に、ご苦労である。
で、今回も、見つけることのできた生き物を紹介しよう。今日は、昆虫類を行ってみたい。
ハグロトンボ。羽は黒く透き通り、胴体は金光りしている。ひらひらと蝶のように飛ぶのが特徴。
クロイトトンボ。交尾中。ちょうど今頃が繁殖の時期らしい。一月前ほどは、普通に飛んでいた。
ジャノメチョウ。けっこう大きな蝶である。敏感で、ちょっと近寄るとさっと逃げてしまう。
ヒメウラナミジャノメ。こちらは小さなジャノメチョウである。よく見ることのできるジャノメチョウ。
ドウガネブイブイ。幼虫は植物の大敵である。昔住んでいた家には庭に柿の木があり、そこはアメリカシロヒトリとドウガネブイブイの住処であった、なんてことを思い出した。それにしても、ドウガネはともかく、ブイブイってどんな意味なんだ?昔ブイブイ言わしていたとか?
おなじみのベニシジミである。羽がぼろくなってて、ちょっと可哀相。
ヒメギス。キリギリスの仲間だが、全体が黒っぽいのが特徴。胸に白い筋がある。
ニワハンミョウ。こちらは地味な柄のハンミョウで、ミチオシエと言われる金ぴかのハンミョウには会えず。
明日は、花とか植物を行ってみる。
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