送信済みメールを守るには?

皆さんは、自分の送ったメールを保存しているだろうか?私は、仕事柄必要なので、すべての送信済みメールを保存している。ただし、以前の記事で、Windows Vistaのブルースクリーンが原因で、保存してあった送信済みメールが破壊されてしまったと書いた。このときは、最後のバックアップから2日経過していたので、2日分の送信済みメールが失われただけで済んだのだが、できれば損失はゼロにしたいものだ。果たしてどうしたらいいか、と考えたら、意外と単純なことで解決できるのだ。

以前の記事:飛んでメールなくなる

要は、メールを送るときに、自分自身へCCかBCCを付けるだけでいいのだ。なんだそんなこと当たり前だと言われそうだが、自分が送ったメールが自分自身に送られてくるので、はっきり言って「邪魔!」と思っていたのであった。またCCを付けたことで、相手が「全員に返信」などとすればメールが二重になってしまうのではないかという危惧もあった(これはまったくの杞憂なのだが)。

CCかBCCを付けて送ると、自分自身に返ってきて受信トレイに溜まる。これが目障りなら、適当なフォルダ(「送信分保管」など)を作って、そこに移動してやればいい。さらに、自動で移動を行うには、メールの振り分けや仕訳けの機能を使えばいいようだ。つまり、送信者が自分自身なら、このフォルダに移動してしまうのだ。これなら、意識せずとも、自分の送ったメールを保管できる(だが実は、メーリングリストなどに送ったメールも、ここに入ってしまう)。

なんてことない話だが、受信メールをサーバに一定期間保存するような設定の人には、さらに安全だ。今回のケースでは、メールデータが壊れてしまっても、バックアップから復旧してやれば、サーバに置いてある分は少なくとも再受信すれば回復できる。また、送信メールも受信メールとして受け取れるから、そこの損失もない。あくまでも、バックアップ経過日数よりサーバでの保管日数の方が長い、という前提が必要だが。

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