挙動不審のDynaBook CX/3に対する悪あがきも、前回までで終了した。これは修理を依頼しよう、修理に余りにお金がかかるのなら、あきらめようと思い、近くのPCショップに持ち込んだ。
これはPCショップでなし。旧乃木邸である。こういうピンボケ写真、白飛びしまくりの写真もいいものだ。
このPCショップの修理受付カウンターは、いつも混んでいる。たいてい、数人の順番待ちで、いかにトラブルが多いのか、この手の受付が少ないのかを表している。量販店では、修理受付はけんもほろろ(彼らは売ってしまえばあとはどうでもいいのだ)だし、メーカーの窓口は場所も時間も限られているしで、これもやむなしという感じだ。
その日も早めに出掛けたが、3人ほどの待ちがあったので、商品を物色したり、トイレに行ったりと時間をつぶしていたら案外と早く順番が回ってきた。
症状を説明する。これは、これまでこのブログでさんざん書いてきたことなので省略。すると開口一番、担当の男はこう言い放った。「これは修理してもお金がかかります、買い換えた方がよいですよ。」なぜいきなりそういいきれる?「これはハードディスクがいかれてますからね、交換修理するしかないですよ。」なぜいかれていると言い切れる、もしかしたら論理的なエラーかも知れないではないか。
「ハードディスクだけならいいですけど、他もいかれていたら、もっとお金がかかりますよ?」それはそうだろう、ただそれはそうだったの話だ。見てみなければわからんではないか。ちなみに、示された金額の目安は、HDD交換で4万円(ちなみにメーカー修理の最低金額ということである)。4万円あったら、もう少し出せば今流行のネットブック(5万円PC、UMPC)が買えるではないか。
この店は、修理を受け付ける場合、とりあえず3,000円が必要になる。修理になった場合にはこれは修理金額に含められる。修理しない場合には、手数料になる。つまり、この金額を無駄にする覚悟で修理を依頼するか、ということだ。私は、あえて依頼することにした。何より、うやむやを好まないので、メーカーではいくらかかるか知った上で、このノートPCをどうするか決めたいのだ。
3,000円を払い、修理見積もりを依頼した。これは、このショップの大きな収益源になるだろう。素直にPCを買い換えれば、10万円以下で十分な性能のノートPCが購入できる。だがそうしないあたりに、こだわりとアホさ加減を感じるのだ。
果たして、メーカー(東芝)の判断はどうなるか。待て次号、である。
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