歯科治療開始!(2)

前回の続き。

歯科治療開始!(1)

まずは、電話で予約せねばなるまい。HPで予約できるようだが、何だか電話の方がよいような気がした。目もした電話番号に電話をすると、医療事務の受付の女性が出た。HPで予備知識を得ていた私は、「院内の女性もみんなきれいな方です」という口コミばかりが頭に残っていて、この人もそうなのであろうと一方的に思い込んで、その前提で話を進めた。聞けば、翌日には予約が取れるそうなので、幸いその日はヒマ(ウソ)なので、予約を取ったのであった。

予約を取ったからには、行かなければなるまい(当たり前だ)。こう言うのは、けっこう落ち着かないものだ。その日は出校があったのだが、果たして念入りにチェックできていたのか(おいおい)。でもまぁやることだけはやって、あとは次官になったら、じゃなかった時間になったら出ようと思っていた。その前に歯も磨こうと思っていた。ここで歯を磨いたのは、けっこう重要である。

歩けば5分ほどのところなので、すぐに着く。いつも通り過ぎる(そばを食うために)この場所も、今回は用事があるのだなぁ、と思うと妙に感慨深いものだ。入口は自動ドアで、スイッチを押すタイプのものだ。押す。開かない。また押す。開かない。よく見ると、貼り紙がしてある。「強く押して下さい。」なんだよ早く言ってくれよ、という感じだが、素直に強く押す。すると、開く。中に入り、予約した者と告げると、受付の医療事務の女性(確かにきれいな女性である、タイプではないが)がちゃちゃっと端末を操作して確認後、にっこりと書類を渡す。初診の場合に書く、よくあるあれだ。

私の場合、こう言うのは特に問題ない。過去に大病したわけでもないし、健康状態もよい(肌もつるつるだ)。アレルギーもないし、麻酔でおかしくなったということもない。もちろん、妊娠していないし、つわりもない。というわけで、すべて基本的に問題なしと答えて、受付の女性に返す。しばらくすると名前を呼ばれて、診療開始となる。

スリッパに履き替えると、上着をハンガーに掛けてもらえる。何だか別の場所に来たような錯覚に陥るが、気を取り直してここは歯科医院だと自分に告げる。多分、中にいる女性は、歯科衛生士とか、そういった女性ばかりだろうが、みな愛想がよい。男性が何人かいて、彼らが歯科医師なのだろう。皆挨拶が丁寧で、今の歯科医院というのは皆こんな感じなのだろうかしらと、ちょっと不思議に思う。

治療場所に通される。私の記憶だと、歯科医院の椅子というのは割と普通の椅子という感じなのだが、ここのは「ベッド」に近い。寝そべるような感じになる。正面には液晶TVが壁に埋め込まれていて、環境ビデオ(ふるいなぁ)が流れている。寝そべってくつろいでいると、おそらくは歯科衛生士と思われる(きれいな)女性が来て、先ほど記入したアンケートについていろいろ聞いてくる。あまり丁寧に書かなかったのかなぁ、と思ったが、聞かれたからには詳細に答える。今までの他医院の治療で、どうだったかというのがメインのようだ。こういうのをしっかり聞いておくというのは、よいと思うのだ。

とすると、先生登場。HPで見た、この医院の中心の先生のようである。妙に物腰の柔らかい先生で、そこまで下に出てくれなくてもいいのに、と思う。でもまぁ、これが今の歯科診療のスタンダードなのだろう。よろしくお願いしますと頭を下げ、改めてインタビュー開始。先生にすれば、当院を選んだ理由は?というところがもっとも聞きたいところのようだ。私の場合は、通勤路にあるので通いやすいし、けっこうお客もついてうまくやっているようなので、その旨伝えた(もちろん表現は変えてあるが)。

ここまで書いて長くなってしまったので、続きは次回。いつまで続くのか?

コメント

  1. 野の花 より:

    近頃流行りの歯科医院はやたら丁寧で、非常に感じが良いですね。受付嬢はもちろん、診療室に一歩足を踏み入れると、スタッフ一同一斉にこちらを向いて「こんにちは!」と明るい声でごあいさつ。これから大変な事が身の上に降りかかろうとしている者としては、ちょっと救われます。そして歯科医師がこれまたカッコ良くて、信頼度抜群と来ています(私の行きつけの歯科医院の場合ですが)。そして確かにきれいなスタッフばかりです。
    それなのに・・・やっぱり歯科への門をくぐるのは大きな勇気を要します・・・。

  2. なおさん より:

    野の花さん、
    え~そこまでわかってくれているのですから、一緒に門をくぐりましょう。私は、すでにくぐっていますが。にこにこ笑いながらひどい目に遭う、という感じがよいですよ。

  3. 野の花 より:

    はい、ありがとうございます。
    今は全く痛みがなくなってしまったので、切羽詰った気がしないのです。門をくぐった方が絶対に身のためだとは重々わかってはいるのですが・・・。もう少しのご猶予を!

  4. なおさん より:

    野の花さん、
    痛くないときなら、炎症も治まっているので、被害も僅少かと。
    炎症を起こしていると、出血やらその後の処置が大変です。
    というのは経験者の話。どうぞご英断を!(しつこいですね)