さよならWiMAX

モニター利用を申し込んで2月から使っていた(使えることになっていた)UQコミュニケーションズのWiMAXは、本日30日を以てモニター使用の打ち切り、解約となった。何度か送られてきたアンケートにも、解約の旨を書いた。解約にする理由はただひとつ、「つながらない」からである。

自宅では、リビングなど普段いる場所で圏外。子供部屋の窓に張り付けば、かろうじて「微弱」。なので、家では使えないものと思っていて、案の定モニター終了まで状況は変化なしだった。

では勤務先はどうか?東京都港区という都会のど真ん中だが、ビル内では圏外。窓際にPCを持って行けば「電波なし」という状態でかろうじてつながる。だが、ちょっと中に移動しようものなら切断される。なので、勤務先では使えないものと思っていて、案の定モニター終了まで状況は変化なしだった。

移動中はどうか。自宅は東急田園都市線の「たまプラーザ」駅だが、ホームでは圏外であった。駅の改良工事中で天井がふさがっているとはいえ、携帯電話が普通に使える状況でこれは痛い。勤務先は東京メトロ半蔵門線の「青山一丁目」駅だが、こっちもホームは圏外であった。

このほか、外出時に使用した地下鉄では、基本的に圏外であった。まぁ、地下では無理もないか。

打ち合わせで出向いた場所では、けっこう良好に使えたのが残念である。電波強度強、実測で10Mbpsは軽く出ていたので、これならはっきり言って使える。こんな場所が増えれば、簡単に解約しないのに、と思った。

まぁ、通信カードは返却してしまうが、将来WiMAXの使い勝手が向上した際に、WiMAX機能内蔵のノートPC(多分Panasonicは出す)に乗り換えてしまうのもいいだろう。そのときに、1日接続とか、そんなプランを用いて試してみるのもよい。

でもまぁ、WiMAXは光ファイバーなどの有線プラットフォームが難しい山間部や離島で威力を発揮するのだよな。ほかに代替手段のある場所では、意義は薄いかも。

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