昨日の続きです。夏もまっただ中、子どもを群馬に送っていく帰り道、第3回です。これまでの記事は、こちら。
乗りっぱなしの一日(1)―八高線 乗りっぱなしの一日(2)―上信電鉄
上信電鉄高崎駅で撮影を楽しんだ私は、そのまま往路に乗ってきたJR八高線に乗り込みました。発車間際、飛び乗った私は、そのまま最前部で流れる風景をぼけっと眺めていたのでした。
これは、途中の寄居駅から遠ざかるJR八高線上り列車。
さて、寄居駅という名前が出てきましたところで、察しのよい方はおわかりでしょう。そうです、秩父鉄道に乗り換えたのです。
秩父鉄道は、三峰口と羽生を結ぶ総延長72kmのローカル線です。意外と他の路線への接続は多くて、熊谷(JR高崎線)、寄居(JR八高線・東武東上線)、御花畑(西武秩父線)の3箇所で乗換可能です。高崎からなら、JR高崎線に乗って熊谷で乗り換えてもよかったのですが、寄居の方が味がありそうなので、JR八高線で向かったわけです。
さて寄居駅ですが、ここで秩父線に乗り換えるには、いったん改札をでなければなりません(秩父鉄道はPASMOなどのIC乗車券が使えません)。妙に高飛車な駅員さんに確認して改札を出て、秩父鉄道の乗車券を買い求めます。
私のプランでは、秩父で西武秩父線に乗り、そこから帰ろうと思っていたので、秩父駅までの乗車券を購入しました(650円です。けっこう高いかも?)。ところが、これがとんでもない間違いだったんですね。
再び改札を通ります。機械に通すわけでもなく、鋏が入るわけでもなく、見せただけで入ってしまいます。ここから秩父線のホームに降りるのですが、双方とも島式ホームの堂々たる駅ですね。
秩父鉄道のホームにて。次の電車は10分後。しばらくホームをぶらぶらします。それにしても味のある番線表示ですねぇ。
そうこうするうちに、反対側の上り方面の電車が来ました。これって国鉄車両(101系)ですね。色といい、ほとんど総武線で懐かしいです。
このへんで折り返しましょう。秩父鉄道の旅は後半に続きます。
続きの投稿はこちら:乗りっぱなしの一日(4)―秩父鉄道(2)
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