【コンピュータ】Photoshop Elememtsでシンプル図形を描くには?

元気が出てきたので、ITネタが続きます。今回も備忘録的。昨日の記事で画面を出しましたが、こんな単純なことをやるにもPhotoshop Elementsだと大変だというお話です。

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要は、画像の一部を赤丸で囲うだけ、というものです。実は、この手の作業はIllustratorやPhotoshopではありきたりで、パスを描いて線の種類を指定すれば終わりという単純なものです。もちろん、塗りはナシで。

しかし、私はPhotoshopやIllustratorという高価なソフトウェアを持っておらず、Photoshop Elements(現在は10)を使っています。困ったことに、こいつにはパスの機能がないんですね。

じゃ、シェイプで描けばいいじゃん!ということになりますが、シェイプって、中身を必ず塗ってしまうのですよね。塗らない方法がないか探したのですが、これって無理なようです。

仕方がないので、いろいろ探しましたら、結局は楕円の形状の選択範囲を作り、選択範囲の輪郭線を描く、といったことをするしかないようですね。

四角形や楕円なら選択範囲を直接作成すればよいのですが、シェイプにあるような複雑な図形の場合には、まずシェイプを作ります。

そして、シェイプ選択ツールに切り替えて、そのシェイプをCtrlキーを押しながら選択しますと、ポップアップメニューが出てきますので、「選択範囲の作成」を選びます。

選択範囲の作成ダイアログボックスでは、そのままOKして下さい。

選択範囲ができますので、新しいレイヤーを作成します。

そして、編集メニューから「選択範囲の境界線を描く」を選んで、線の太さや色などを指定してやります。

もう、もとのシェイプは不要ですから、非表示にするなり削除してしまってかまいません。

これで、枠だけといった単純な図形を描けます。難点は、シェイプそのもののように、あとで形状を変更するのができないことですかねぇ。でもまぁ、画面に赤丸を付けるとか、そんな用途には十分なような気がします。

それにしても、Adobeもあざとい商売をしなさる。微妙なところで差を付けていて、本家のPhotoshopを買いたくなるように仕向けるとはさすがですね(買いませんが)。

そういえば、Mac用には廉価なペイントソフト(PixelMator)もあるようで、そっちの使い勝手も研究してみようかと思っています。

ということで、Photoshop Elementsで、ちょっとしたシンプル図形を描いてみる、というお話でした。

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