最近、古い記録メディア(MOやFDなど)を別メディアに移して保管し、おおもとは廃棄する、ということを進めています。このとき悩むのがメディアの後始末で、さすがにそのままどこかに持っていく、ということはできませんから、中身を消去したいところです。
普通にファイルを削除したり、フォーマットしただけでは、そういうツールを使えば簡単に復活できてしまいます。それほど価値のある情報とはいえませんが、見られても気持ちが悪いので、万が一ということも考慮してまっさらにしてから廃棄することにしました。
メディアをまっさらにするツールは探せばあるのですが、Mac OS Xには「ディスクユーティリティ」が標準で用意されていて、そこで安全な消去を行うことができます。LaunchPadから「ユーティリティ」の中にある「ディスクユーティリティ」を実行します。
冒頭の画面で、左にディスクがずらっと並びますので、消去したいドライブを選びます。ここでは、外付けフロッピーディスクドライブですが、MOなどでも同じです。ドライブを選んだら右に情報が出ますので、上の「消去」を押します。
消去後のディスクフォーマットや名前を聞かれますが、フロッピーディスクではFATとexFAT以外選べません。どうせ廃棄するので、極端な話アンフォーマットでもよいくらいです。その前に、下にある「セキュリティオプション」を押しておきます。
「確実な消去オプション」とあって、消去法を選べます。デフォルトでは何もしないので、記録面に古いデータが残ります。スライダを右に持っていけば行くほど安全になりますが、その分時間がかかります。通常は、ひとつ右の、ゼロを書き込んで消去で十分です。軍事データを扱っているわけではありませんしね。え?扱っている?そんな…。
確認されますので、本当に大丈夫だったら「消去」を押して下さい。
消去が始まります。下のステータス表示が刻々と変わりますが、消去が済んでマウントしなおされたら終了です。
これでイジェクトすれば、いつでも廃棄可能です、ちなみにMOだと数分かかります。ゲームをしながらでもどうぞ。
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