自虐的医療ネタ、早くも3回目になりました。突然訪れた腰の痛み、見もしないでいきなり椎間板ヘルニアの容疑をかけられた私でしたが、MRIによる診断で、白黒がはっきりするのです。
2回目の記事はこちら:
【ヘルス】椎間板ヘルニアがやってきた!(2)~診断編
今日は、クライマックス、総本山、天王寺、天下分け目の戦いと言えるようなMRIの予約日です。実は、鋭い痛みは翌々日には消えていまして、残るは太ももの突っ張ったような感じとか、それだけになっていたのです。
前回に書くのを忘れましたが、予約は週末、しかも夕方なのです。私は昼食を遅い時間にとるので、食事の後にそのまま行こうと皮算用していました。そうそう、撮影部位は腰なので、食事の制限は特にないそうです。
だいたい15分くらい前に来てくださいね、とのこと。受付とか、着替えとか、そんな時間を見込んでのことのようです。時間ぴったりに撮影を始めたい、そんな意気込みが感じられますね。
では20分くらい前に入ろうと、優秀なビジネスマンを気取ってみますが、しょせん付け焼き刃、迷いに迷って結局ちょうどに着きます。恐るべし、方向音痴。だって地下にはお日様がないんだもんよ。グズグズ。
ということで、遅れてはいかんと、いきせききって、MR-SじゃなかったMRI受けに来ました!と元気よく宣言。幸い、予約は通っておりましたようで(こういうことを心配するのが私)、診察室前でお待ち下さい、と例によって案内されます。
す
ぐにお呼びがかかります。まだ時間じゃないよ〜と思うのですが、空いていればさっささっさと片付けるのでしょうね。効率のよいビジネスの基本です。実はこの日、食事後に薬を飲むのを忘れていました。冒頭に書きましたように、鋭い痛みは去っていましたので、現金なことについつい忘れてしまうのです。
で、
待っている間に飲んでしまえともがいていましたら、急遽お呼びがかかってしまい、余計に慌てました。さすがに見苦しいと思ったのでしょう、待っていますか
ら薬をどうぞ、お水もありますよという優しくも突き放したようなお言葉。ありがたくいただき、薬を飲んで、レントゲンの際にも赴いた放射線管理区域に進む
のです。
撮影した映像の処理もあるので、トータルで1時間ぐらいかかるようですね。いったん帰るか、それとも待つかということなのですが、待ちますわ。いくら往復で20分くらいとは言っても、帰って、仕事して、また来るなんてのは、悪夢のようです。
今回、先日より奥に案内されるのです。そうか、MRIの機械は奥にあるのだなと、これは正解なのですが、そこまで進まず、途中にあるソファで待っていてくれということなのです。まぁ暇だし、脇にある小冊子とか読もうと思いましたら、何か雰囲気が違うのです。
乳がん検診、マンモグラフィー、子宮頸がんワクチン…。
ふ
と我に返って正面を見ますと、「婦人科」「乳腺科」「マンモグラフィー撮影」とかいう標識が…。もしかして踏み込んではいけない領域に踏み込んでしまったのだろうか?そういえば、周囲には女性の患者さんしかいないし…。こんあところに中年男がひとりいて、不審者と思われて通報されないだろうか?それにしてもなぜこんな場所に…。
そんないらぬ心配をして肩身の狭い思いをしているところに、前回の放射線技師の方とは違う男性(MRI専門?)が現れて、やはり着替えるようにとのことでした。しかも、金属類は
全部外せと、そりゃそうだ。そもそもそんなもの付けていませんけど。腕時計も装飾品も何もない私、誇れるのはこの体だけさ!
ロッ
カーの使い方は心得ています。大丈夫!手早く着替えを済ませて、元の場所へ。う〜ん、奥様でしょうか、ソファに沈み込んでいた女性に声を掛けて連れ立って歩く男性、異国の言葉を話していましたが、ちょっと心配ですね。などと余計なお世話でしょうが、そうこうしているうちにお声がかかりました。
長くなったので、MRI編はその2に続きます!
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