おおお、今日も缶詰から解放されたのは6時過ぎ。ついつい、ご飯を食べすぎてしまいましたぞ。
缶詰め中、暇なので(ヲイ!)iPhoneでネットサーフィンしていましたら、こんな記事を見つけました。おおお、これこそ私が常日頃悩んでいたこと、果たしてどんなソリューションが待っているのでしょうか?
ふと考えた。死んだら、あらゆるアカウントやデータはどうなる?! | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉:日経BPオールジャンルまとめ読みサイト
何しろ昔は現物しかありませんでしたから、預金通帳、保険証書、権利書、株券、診察券、郵便など、リアルに存在するもので死後の始末はつけられそうなものなのです。
しかし今は、ネット世界がはびこり、へたすればほとんどがネットという状態です。私自身も、たくさんのメールアドレス、SNSのアカウント、ECショップのアカウント、各種の会員サイトのアカウントという具合に、いったいいくつのアカウントを持っているのかわかりません。
しかもたちの悪いことに、ネット社会では匿名で参加している場合もあり、そうするとリアルな社会の自分とは別にバーチャルな自分もおり、それがよけいことを複雑にしているのです。
はて、自分が急死したとして、果たしてこれらのアカウントはどうなるのでしょうか?冒頭の記事によれば、TwitterやFacebookでは追悼ページとかそういうのがあり、友だちその他の申告で書き換えられるようなのです。
しかし、匿名で参加していればそういうことも叶わず、本人が死んだとしても誰も申告してくれず、ツィートやニュースフィードは、空しくいつまでも残るのです。そう、このブログもいつまでも(事業会社がなくならない限り)残るのでしょう。
残ることにも意義はありますが、残っていても意義のないメールアカウントなどは、死に伴って消去して欲しいものです。こういうときのためのサービスがあったらいいな、と冒頭の記事では書いていますが、一業者に自分の個人情報を預けておくのも不安です。結局は、自分でリストなどを作り、それを銀行の貸金庫に入れておく、信頼できる友人に委ねる、家族に渡しておく、などの方法が現実的なのでしょう。
これを機会に、自分のアカウント情報をすべてリスト化しておこうと思いました。ちなみに、私はそういう情報をすべてMacの1箇所に集めています。しかしMacはパスワードロックされており、しかもHDDは暗号化されています。だから、万が一のときには役に立ちません。
仮にリスト化され、死後にその情報がうまく家族などに渡るときの手間も考えて、できるだけ不要なものは整理、統合しておくというのも必要ですね。死んでまで、周りに負担をかけたくありませんから。
とりとめがなくなってしまいましたが、そのうち、国民総背番号制が導入されたら、あらゆるアカウントがこれと紐付けされ、死後にすべて削除あるいは家族に通知と言ったシステムができあがるかも知れません。それはそれで怖いことでありますが。何しろ、秘密で溢れていますからね。
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