エアチェック全盛の時代、カーオーディオもカセットとCDが主流だった時代、たくさんのカセットテープを作りました。ですが、今は聴くこともできず、そこにあるだけの存在になっています。本当にダメになってしまう前に、すべてデジタル化し、保存しておこうと思いました。
必要なもの、手順とか、まとめておきます。
まず必要なのはカセットテープが再生できるもの。私は、昔購入した、KENWOODのCD/MD/カセットがすべて付いたラジカセ(死語かな?)を持っていましたので、それを活用。今はこういう機械は売ってないので、TEACあたりのUSB対応カセットデッキがいいでしょう。それなら、面倒なことをしなくても一発でデジタル化できます。
私の場合はそうでないので、オーディオキャプチャデバイス、ローランドのUA-3FXを使いました。これも古いもので、今ではもっといいものがあります。ラジカセのLINE OUTを入れてやれば、USB経由で取り込めます。
古いオーディオキャプチャデバイスを使う場合には、OSのサポートに気を付けて下さい。UA-3FXはWindows 7までにしか対応していないので、Windows XPのデスクトップを使いました。
録音ソフトも必要です。UA-3FXなどオーディオキャプチャデバイスには無料のソフトが付いていますが、フリーソフトでもいいのがいろいろあります。私は、どうせならということでSound Engine Freeを使用。無料とは思えないほどの高性能です。ちょっと怪しい動作もしますけど。
SoundEngine Free(サウンドエンジンフリー) | SoundEngine・RadioLine公式サイト!
録音したものを保存しておけば目的は一応達成でしょうが、せっかくなので、レーベル類も保存しておきましょう。こういうときには、スキャナが便利です。今はPFUのScanSnapなどよいスキャナがありますから、それを活用して手書きのレーベルとかきっちり保存しておきましょう。
テープ本体はスキャナにかけられませんので、デジカメで撮影。これで万全です。でも大変ですよ~。
さて、テープの廃棄ですが、ケースはプラスティックゴミ、レーベルはシュレッダーにかけて、テープは切って捨てましょう。実はここがヤマだったりします。テープを切ったら、もうどうしようもないんだなという未練の気持ちが。でも思い切っていきましょう、これぞ断捨離の心です。
次は、ビデオテープですかね。S-VHSとかベータHi-Fiとかどうすんだ?
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