Time Capsule上のファイルがなぜか削除できない件。

Time Capsuleは、Macユーザにとってはすごく便利なデバイスです。Time Machineバックアップのありがたみを実感していますが、普通のファイルサーバとしても使えるんです。

AirMacユーティリティで、「ファイル共有を使用」にチェック。

Airmac_itility_01

ファイルサーバにすると、MacからはAFP(Apple Filing Protocol)、WindowsからはSMB(Server Message Block)でアクセスできます。

なので、Windows 8の仮想マシンのバックアップは、ファイル共有を使ったバックアップにしています。つまり、

OS Xのバックアップ→Time Machine
Windows 8仮想マシンのバックアップ→Time Capsuleファイル共有

としているわけです。

ということで便利に使っていたわけですが…。

ある日、Windowsでバックアップしていたフォルダが削除できない!という事態に遭遇しました。Windowsから見ると、そのフォルダは中身が何もないので、削除できないわけないんですが…。

Windows8_explorer_01

で、OS Xから見てみますと、こんな感じで何かファイルが残っています。

Osx_folder_01

このファイルが削除のジャマをしていたんですね。でもなぜにWindowsからは見えずに、OS Xからは見えるのか…?

でもこのファイル、OS Xからは削除できません。というか、何もできません。仕方ないのでターミナルで目的のファイルを消そうとしましたら、

Osx_terminal_01

という感じで、File name too longと出ます。

どうやら、ファイル名が長すぎるようなんですが、こうなるとどうしようもないようですね。疑問点としては、

なぜにそんなファイルを作ることはできたのか?

ということなんですが、このへんは謎です。SMBを使ってWindowsから作ったファイルは、なぜかいつの間にか消せない場合もあるということなんでしょうか?

普通は、バカみたいな長いファイル名を付けたりしませんが、Webブラウザからページを保存したりすると、今回のように長いファイル名を付けられて、Windowsでは問題ないのにOS X(というかTime Capsuleとか)では問題になる、ということのようです。

適当に、長いファイル名をそのまま使ってファイルを保存しない方がいいですね、Time Capsuleへのバックアップを行っているなら。

ちなみに、NASへバックアップというのはよく行っていることと思いますが、そのNASがLinuxベースですと、同じような問題が起きるような話を聞いたことがあります。

いずれにしろ、自分でも把握できないような長いファイル名は使わない、と心に決めておいた方がよさそうです。

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