互換インクカートリッジはやっぱり今ひとつなのか?

インクジェットプリンタのインクカートリッジは高いね。本体の半分近くするのだから、できれば安いのを使いたいと思うのが人情だ。そういうときに候補に出てくるのが、互換インクカートリッジ。純正品の半額以下売られていてお買い得感があるが、果たして大丈夫なのかな?


ブログ主宅のインクジェットプリンタは、エプソンのPX-201という機種。かれこれ5年以上前の機種だが、Wi-Fiにも対応し、不便なく使えている。価格も1万円以下で、お買い得だった。CMYKの4色カートリッジ対応で、写真のプリントにはイマイチだが、Webページや年賀状の印刷ぐらいには十分であった。

製品仕様バックナンバー|インクジェットプリンター|PX-201|エプソン

この機種に使える純正のインクカートリッジはIC4CL56というもの(4色パック)。記事投稿時点のAmazonで3,999円(税込み)。高い…。各色のバラなら、トータルでは少し高くなる。顔料インクを用いた純正のインクカートリッジなので、安心して使える。

IC4CL56 対応機種一覧 | 消耗品情報 | エプソン

これに対して互換インクカートリッジ。ブログ主が使っていたのは、互換インクの中でもまともそうなエコリカ製のもの。この記事投稿時点で1,420円(税込み)。安い…。純正の半額以下だ。純正インクカートリッジをリサイクルして使うので、内蔵ICチップも生きており、インク残量なども反映される(はず)。他メーカーで探せば、Made in Chinaの数百円という品物もある。

エコリカ – エプソンIC4CL56 互換リサイクルインクカートリッジ –

互換品とは言え、発色の違いを納得して普通に使えれば問題ないはず…。でもちょっとおかしなときがある。インク交換直後でも交換が認識されなかったり、インクがないのにあると言い張ったり…。ほとんどサプライモニタが当てにならず、色が出なくなったら交換、みたいな感じになってきた。

時間に余裕があって、自分だけが使う分には問題ないが、家族も使って、時間にゆとりがないときには、いちいちプリンタの問題に正面から向き合っている余裕などない。そういうときは、純正品の安心して使えるというメリットの方を優先したいと考える。

そう、休日に何時間も問題解決に取られるくらいなら、2千円くらい払ったっていいと考える。その2千円がその瞬間に消費されるわけでもないし、長い期間にわたってゆっくりと償却される感じだから。

時は金なり。これに価値を見いだすなら、高い純正インクを選ぶのも一つの選択肢だ。ということは、安い互換品を探してトラブルに向き合いながら使えるというのは、実は贅沢なことかも知れないな。

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