思い込みは恐ろしいというか、年末あたりから公私ともずっとこんな感じで、思い込みによるトラブルばかりに出会っている。今回は自戒を込めて、マイWebサイトがいつの間にか動かなくなっていた→なんとか動くようになってきた、という顛末を書こう。
マイWebサイト:なおさん亭::新館
年末あたりから、マイWebサイトを開こうとすると、サーバエラーになって開けなくなった。Webサイトに何も手を入れていないので(これはこれで問題だが)、皆目原因に見当がつかなかった。せめてエラーの原因を知りたいということで、エラーの内容が細かく出るようにweb.config(Webサイトの設定ファイル)を編集した。
そうしたら設定ファイルに問題があるというエラーが現れる。書き換えたのは数文字なのだが、目視ではそこがおかしくなっているようには見えない。う〜む、訳がわからん。
では、きちんと動く設定ファイルというものを見てみようと、いったんマイWebサイトを削除(もちろんバックアップ済み)、空のWebサイトを置いた。が、うまく動作しない。あらら、また新たな問題が?
ここまでくると仕方ないので、レンタルサーバのサポートに問い合わせる。答え。「サーバ環境(ASP.NETバージョン)が違うので動かないようです。」ということ。なんだか恥ずかしかった。設定ファイルを編集し、バージョンを下げてみた。あっさり動いた。
だが、うまく動くweb.configは手元に用意できたので、動かないweb.configと徹底的に比較してみよう、ということになった。結果はすぐに現れた。うまく動かない方のファイルの中身は、ダブルクォートが全角になっとる…。かなキーをONにしたままで編集していたようだ。これではエラーになるわけだ。
だが、Visual Studioの編集画面では識別しにくいんだよ…。と言い訳。
今度は大丈夫だろ、えい!としたらまた最初のエラーになる。しかし今度は、エラーの内容が細かく出る。どうやら、データベースへの接続で失敗しているようだ。しかもサーバが見つからないとか。もしや…。
レンタルサーバの業者からくるメールをしらみつぶしに当たった。すると衝撃的なことに、データベースのサーバが切り替わるので、設定を変更してくださいというメールが年末あたりに来ているではないか。サーバが変わってしまっては、うまく動かなくなるのも道理。
う〜ん、やっぱりこういうのはきちんとチェックしていないとダメだよ、サイト運営者として。結果的に半年近くも運用できていなかったということで、お金ももったいないが、やる気がないのかとも思えてくる。仕事が忙しかったなんてのは言い訳だし、来てくれる人には関係のない話だ。
今回は、運営側からのメールを見ていない、ファイルを書き換えるときに全角文字などを使ってしまう、空のサイトを立ち上げる際にバージョンを間違える、などの思い込みやミスが連発し、うまく動かない事態が長く続いてしまった。この投稿を書くために経緯をくっきり思い起こすことで、再発させないという誓いとしたい。
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