あまり歩いている人はいませんが、日向薬師(神奈川県伊勢原市)近辺では日向渓谷のあたりから入る日陰道もお勧めです。文字どおり、日はあまり差しませんが、ヒガンバナ以外の山野草に出会うことができますよ。時間があったら、ぜひ歩いてみましょう。 ヤブラン。最近では園芸種としてすっかり定着した感じがします。斑入りのものが好まれるようですね。花が落ちると、真っ黒な実がつきます。
ツリガネニンジン。秋の野原にこいつがいると、なんとも爽やかな気持ちになりますね。
ツルボ。ハチに似たアブに大人気。
カントウヨメナ。この薄い紫色が、カントウヨメナの特徴だそうで…。ちなみに「カントウ」が付かない「ヨメナ」はもっと紫色がはっきりしているそうです。
ベニバナボロギク。外来種だそうですが、すっかり地元に溶け込んでいるという感じですね。しかも林縁に多く見かけるとは、なかなか侮れないです。
最後は、ノブキ。名の通り、フキの葉に似たキク科の植物です。ちっちゃな花をたくさん栄えますが、そのあとにはご覧の通りの実をつけるとか。この実、粘り気があってくっつくので要注意。
滞在時間は3時間ほどでしたが、けっこう楽しめました。
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