今さらながら、スマホ(スマートフォン)全盛ですな。個人的には、「スマホ」という呼び名は嫌いなんですが。どこかのホームセンターのような名前で(それはシマホ)、どうも賢そうな感じがしません(スマートフォンの「スマート」というのは、賢いとか、そういう意味です)。
朝晩の電車に乗っていれば、8割くらいの人が首を30度くらい下に傾けて、スマホに見入っているのを見かけますが、それはそれとして…。
まぁ電車の中で個人が何をしようと(公序良俗に反しない限りは)よいですし、下手なことを言うと喫煙問題よろしく噛みつかれますから、このへんにしておいて…。
個人的には、なんでもできて便利なスマホを手放せなくなるよりは、用途に応じていろんなメディアを使った方がよいと感じています。
先日読んだニュース記事では、社会人になってパソコンが使えず、企業側がパソコンを教えるところから始めなければならない、という話が載っていました。今の若い人は、スマートフォンだけでなんとかやってきたので、キー入力もできず、マウスの操作もおぼつかないとかで、若い人の方が学生時代にやってきているはずだからパソコンなんて得意なんじゃないの?と思い込んでいるおじさんにはちょっとショックです。
本は電子書籍としてスマートフォンで読めますが、リアルな本には大きさの違い、厚さの違い、紙質、色とか、いろんな形があるんですよ。本の厚みを感じながら、今どのへんを読んでいる、しおりを挟み込んだり移動したりという指先の操作は、情報のインプットとは違った刺激を脳みそに与えていると思うんですよね。
パソコンしかり、音楽しかり、動画しかり。たまには面倒でもパソコンを立ち上げてWebブラウザでネットサーフィン(死語)したり、音楽をステレオで聴いたり、動画をテレビで観たり。また違った感覚で新鮮かもしれません。
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