無線LAN中継器(Wi-Fi中継器)を導入しました。我が家の無線LANルータ(バッファローWSR-2533DHP)は家の端っこにあるので、対向にある浴室などに電波が届きにくいとの苦情もあり、中継器を入れようということになりました。また、無線LANルータから離れたところにある有線LAN専用機器(テレビなど)もつなぎたいということで、それも理由になりました。
実は、イーサネットコンバータという、無線LANのネットワークに有線LAN専用機器を参加させやすくなる機器を使っていたのですが、経年劣化で壊れてしまったのですね。なので替わりのものを探していたのですが、同等品がないのですよ。仕方ないので、無線LAN中継器の導入になったのです。
これまで使っていたイーサネットコンバータは、無線LANルータとWi-Fiでつながり、ブリッジとして機能しました。有線LANのポートを3つ持っていたので、そこにTVやらHDDレコーダーやらゲーム機やらをつないで便利に使っておりました。ただし、中継器としての機能はありません。
こういう、有線LANのポートを複数備える機器は、今はないのですね(複数どころか、ゼロという機種もあります)。今はTVなども独自にWi-Fi接続できるようですから、ニーズは下がっているのでしょう。なので、ちょうど中継器としての機能も必要ということですし、1ポートあればハブをつなげば済むだろということで、5ポートほどのハブも購入し、組み合わせました。
買ってきたのは、これです。バッファローのWEX-1166DHPS。無線LANルータと同じメーカーの方があとあとの面倒がなくてよいだろということで。もちろん、ハイパワーモデルです。あ、バッファローも、独自規格のAOSSはF.O.ということで、WPSに一本化して行くみたいですね。ちょっと前の無線LANルータでもAOSS/WPS両対応ですから、このへんは問題ないですね。
セットアップは簡単で、説明書のとおりにLEDの変化を見ながら、WPSで設定するだけです。特にPCにつないで手動セットアップ、というのは必要ありません。ただし、一度でうまくいかないのは私のデフォルトで、何回かやり直してうまくいきました。要は、無線LANルータと無線LAN中継器を思いっきり近づけるのがポイントのようです。
有線LANポートが1個しかないので、ハブも邪魔だけど付けました。中継器との接続分を含めて5ポートもあれば十分でしょう(3ポートでは不安)。似たようなものがたくさんあって迷いますが、「電源が内蔵されている/ACアダプタ」「マグネットあり/なし」「ECOモードあり/なし」などの差があるようです。私はACアダプタでマグネットなし、ECOモードありにしました。
イーサネットコンバータと違い、無線LAN中継器の場合、若干の注意が必要です。無線LAN中継器の場合、さらに強力な電波を飛ばしますので、親である無線LANルータの電波と干渉して、場所によっては通信が不安定になります。これを防ぐには、両者をあまり近づけないで設置する必要があるようです。
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