HDMIスイッチを使ってみると便利な点と困った点が!

HDMI対応モニタは1台。接続したいPCなどの機器は複数台。どうするか。その都度差し替えていましたが、さすがにこれは面倒ということで、HDMIスイッチ(HDMIセレクター)なるものを導入してみることにしました。

昔々、PCとモニタの接続がアナログRGBとか言われていたころ、モニタへの入力を切り替えるスイッチは存在しました。この類いは、機械的なスイッチで信号線を切り替えるという、極めてアナログなもので信号周波数の低いころならではのものでありました。

HDMIといえば周波数は比べものになりませんから、機械的なスイッチというよりソフトウェア的なものです。ネットワークでいえば、バカハブとスイッチングハブの違いのようなものでしょう。

こういうのがあったかと今さらなのですが、数百円から安価に導入できますので、試してみても損はないと思いやってみました。

購入したのは、これです。1,800円くらいでした。選択基準は、あまり安くて失敗したくない、リモコンとか付いた高機能版はいらない、3ポートもあれば十分、です。

HDMIセレクター hdmi切替器 NIERBO hdmi 分配器 自動切替器 切替 切り替え 3入力1出力 USB給電ケーブル付き 4Kx2K 1080P対

ジッパーの付いたそれなりにオシャレな袋に入って登場です。

裏も似たような感じです。

マニュアル(英語、日本語)と挨拶文(英語、日本語)が付いてきます。あとはケーブルのクリップとか。

この手のものはすぐ接続!です。マニュアルを見ても、たいしたことは書いてありませんし。日本語も怪しいですし。つなぐにあたってのポイントは、下記です。

  • USB給電できるようにする。

これだけ?はい、これだけ。ですが、意外とこれが悩みました。モニタにUSB端子が付いていればいいですが、付いてません。とするとPCからということになりますが、電源OFFにすれば給電されません。事情があってPCを使わないときには主電源も切っているので、使えません。

とするともう1台のPCであるMacBook Proからとるか?ということになりますが、普段はつながっていません。

解決策として、USB端子のあるWi-Fiルータ、私の場合はTime capsuleを使うことにしました。これなら、常時通電しています。

ということでつないでみました。アクティブな信号線はLEDが点灯します。最後の入力を検知して自動的に切り替えられるようですが、スイッチで手動でも切り替えられます。

最初、モニタに何も映らないので焦りました。MacBook Proは検知するので、どうやらこの機器とモニタの間の問題のようです。しばらくケーブルをいじくっていましたら、映るようになりました。このへんのアナログ加減が堪らないですね。

普通に使っている分には問題ないですが、PCをOFFにしても、モニタは自動的にOFFになりません。スイッチから何かしら信号は行っているようなので、使い終われば明示的にモニタの電源を落とす必要がありそうです。

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