【辛いもの探検隊】(なりゆきで)六本木大勝軒の辛ラーメン

辛いもの求道士の二人が食した、辛いものを紹介するシリーズです。

今回は、暑い夜の六本木を徘徊し、お目当てに裏切られて行き着いた六本木「大勝軒」ですするラーメンを紹介しています。その3回目は、求道士の一人であるグラフィックデザイナーN氏による特別寄稿です。

前振りと「辛つけ麺」についての記事はこちらを。

【辛いもの探検隊】(なりゆきで)六本木大勝軒の辛つけ麺(1)
【辛いもの探検隊】(なりゆきで)六本木大勝軒の辛つけ麺(2)

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N氏の素性については、氏のHPを参照してください。え?イマドキHPも持っていないの?グラフィックデザイナーなのに?

以下、N氏の寄稿になります。味を活かすために、あえて改行、空行など除去しておりません。誤字脱字(あったか?)、好みでない仮名漢字変換もそのままです(爆)。

まず、これが六本木「大勝軒」の「辛ラーメン」だ!ふつうにうまそうじゃないですか、こいつメ!

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こんにちわデザイナーNです。
私が頂きましたのは「辛ラーメン 辛さレベル3」
いわゆる、つけ麺じゃないオーソドックスな体裁で辛めのラーメンですね。
食券を手渡す際一応「辛さ10倍って出来ますか?」と聞いてみたけど、やんわり断られました(笑

先ず、ベースのスープは「海老の風味〜」と謳っていますが私の鈍感な舌ではさほど感じられず、
ちょっと上品な魚介プラス豚骨、まあまあ濃厚という印象。でも充分美味しいです。好みの味です。
ただちょっと塩辛いかな?と北海道出身で肉体労働者で濃い味好きの私が言っています。
でもあとでゴハンを投入する時には丁度良いか。(という目論みは後で外れてしまうのですが…)
ちなみになおさんのつけ麺のスープも一口頂きましたが、
「うん、なかなか辛いね。…でもなんか凄く甘い!」
コチュジャンベースって感じかな?噂では砂糖が大量に入っているとか。でも結構好きな味。甘辛両刀なんです(笑

麺は大勝軒独特の太いもので、噛み応えあり満足。ただ量が少ないかな〜。プチ大食いの私には。
でもあとでゴハンを投入するから良いか。(という目論みは…以下略)

具は大きなチャーシュー(脂少なめのもも系)、海苔、ナルトがそれぞれ一枚づつだってばよ(お約束
メンマとネギが結構な量が入っているのは嬉しいですね。あと最初気付かなかったのですけど、スープの下の方には挽肉の小さな塊とかも沈んでいてこれは嬉しいサプライズ。

そしてそして肝心の辛さは…例によって「万人向け」の激辛レベル olz
辛いもの中毒の私達にとってはピリ辛レベル(泣
全体的に少しぬるめだったのも辛く感じない一因かもしれません。
ラーメンの熱さはお店側の熱意・やる気と比例してる、とまでは言わないけれど…う〜ん(泣
ラーメン自体はまあ中々に美味しいので、それプラス強烈な辛さが加われば至福の一杯が!
と期待するのはわがままなのでしょうか?(爆

さて後半、卓上備え付けの一味唐辛子やおろしニンニク等で味変しながら麺が早くも無くなりそうです。
なおさんの方はと見ると麺がまだ半分近く残っています。
じゃあそろそろゴハンを追加注文しようと思いメニュー中を探しても見当たらない。
そこでお店の人に聞くと衝撃の返答が!(大げさ)
「置いてません」
えーっ!ゴハンが無いの?マジっすか学園!
辛さだけならまだしも量でも満足出来ないとは(泣
麺を食べた残りのスープが依然濃厚で塩辛いので、ここにゴハンを投入したら逆に丁度良い味加減のおじやになると思うんですよね。
流石にそれだけで飲むのは身体に悪すぎますが。お店には是非ご一考頂きたいものです。
それでも諦めきれずダメ元で替え玉の有無を訪ねるとやはり、
「茹で時間がかかる太麺のお店だから替え玉も無い。他のお店も大体そうですよ」
というお店の説明。それは納得出来ますが、だからそういう店は普通ゴハンを置いてますってば(笑
結局注文した後でもう少し食べたいなっていうお客は切り捨てられちゃう罠。

という事で泣く泣くスープを残した訳ですが、一番手間もお金もかかってるであろうスープを残すのって罪悪感ありますね。ダシになってくれた動物や野菜達にも申し訳ない気持ちです。濃厚な分尚更。

そんな、辛さよりもちょっぴり切なさを感じつつ求道の旅は続くのです。

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ありがとうございました。
濃厚スープを売り物にするお店でありがちな悲哀が感じられる投稿でしたね。心の叫びが聞こえてくるようです。このあとのN氏のテンションの低さは、何だか悪いことをしてしまったようで申し訳なかったです。

実は私のつけ麺も、つけだれを残してしまいました。つけ麺のつけだれはたいていの濃厚なので、いつも扱いに困るのです。おそば屋さんのようにそば湯でもあればいいのに!と思うのですが、このお店では薄めるためのスープも提供してくれていました。だったらそれをもらえばいいじゃないかと思うのですが、麺でお腹いっぱいになってしまい、もったいないけどスープは辞退しました。

麺を250gにしてもらい、スープをもらうのもいいかと思います。次回があれば、そうしてみましょう。

こだわりがあるお店ほど、お客の自由度は却って低くなるものですが、意外とふつうのお店に融通無碍な対応があったり、面白いものです。次回は、そんなお店に当たるとよいのですけど。

コメント

  1. デザイナN より:

    あははっ!
    イマドキHPの無い「魂のデザイナーN」です。
    つかここだけの話、携帯電話すら最近持ったという超プリミティブな私…(笑
    テンションだだ下がりは隠したつもりでしたがバレバレでしたか。
    あの後、やけになった私はやり場の無い切なさを抱え、
    とびきり辛くてボリューミーなラーメンを求め、さまよい、
    ついには行き着いた場末の街で出会った行きずりの女性と一夜を共に…。
    なんて大人のメルヘンは、また別のお話。

  2. なおさん より:

    Nさん、どうもです。
    テンション下がりまくり、バレバレです。
    目が泳いでいますしね。
    行きずりの女性と一夜をともにというには、あまりに☆?ふじッGty鬱…。
    あれ?何か文字化けしました。