長い連載も今回で最後。このページにランディングされたなら、ぜひ1日目から読んで下さいませ。
前回の記事:子の心、親知らず(その3)
3日目の記事までで治療完了となったわけですが、記事の締めに書きましたとおり、気になるのは抜歯中ではなくて抜歯後のことなんですよね。当然、痛みとか腫れとかそういうものも気になるのですが、いちばん気になるのは出血なんです。
それは、以前に左下の親知らず、しかも虫歯になって炎症を起こしていた際に抜歯したときのことなんですが…。
左下の奥歯が猛烈に痛むようになったある日、私は仕方なく職場に連絡を入れ、思い切って抜くか治療をすることに決めました。抜歯自体はなんともなかったのですが、問題は夜だったんですね。夕食は、野菜をとろとろに煮込んだスープ風鍋で済ませたのですが、これで血行がよくなったのか、就寝中に大出血してしまったのです!
本人にそんな自覚はなく、朝起きたら口の中にレバーのような大きな血の塊が…(ひ~)。口の脇はもちろん、枕もやられていたので、相当出てしまったようです。実は、これってかなりのトラウマなんですよ。
今回もそんなことになるかも?と気にしているので、予備の蚕マユをもらってきたりしていたわけです。いざというときには、これをしっかり噛んでいようと、ね。
で、今回、抜歯後も仕事をしていたワケなんですが、1~2時間で切れるという麻酔の影響もなく、痛みや腫れが出ることもなく、順調に過ごしておりました。ただ、口の中にいつもある鉄の味だけはいかんともしがたく…。帰りに持たせてくれましたペーパー「抜歯された方へ」を眺めては、「これくらいは普通なんだ、大丈夫なんだ」と自分に言い聞かせるのが情けないと言いますか…。
でもまぁ、それも徐々に収まり、夕食をとるのも問題なく(軽く麺類)、入浴は控えてシャワーだけにして、もちろん晩酌はせずにさっさと(ブログ投稿を済ませて)寝てしまいました。医者に言われたことは律儀に実行するのが実にいじらしいと言うか…(自分で言うな)。
ところで、帰り際には痛み止めと抗生物質を渡されておりまして、抗生物質は毎食後にきちっと飲んで、すべて飲みきって下さい!と言われておりましたので、律儀に飲んでおります。痛み止めのロキソニンは余りそうですね。椎間板ヘルニア疑惑の際に処方してもらったロキソニンがまだあるので、本当に申し訳ないです。実際に服用されない薬って、全国レベルで見るとかなりの量になると思うのは私だけでしょうか?
さらに!翌日、抜いた跡を診たいということで診療の予約を入れておりました。さっそく出向いたのですが、あっさりでしたね。傷跡を見て、うんうんキレイですね、これなら大丈夫と薬剤を塗布され、それで終わりです。あっけないな~、もっと何かないですか?という表情を見透かされたのか、「しばらくは舌で触ったりするのはやめてくださいね」と念を押される始末。なんだか無意識にやってしまいそうですよ、何だかんだでご飯粒とかが詰まっている感じがとれないんですよね。
でも、水を含んでぐちゅぐちゅするのは禁止されていますし、困ったものです。そのうちぽろっといくのを期待するしかないんですかね?歯を磨くのも、けっこう大変なんですが。
この記事の投稿は、抜歯から3日後、ジムでのトレーニングも済んだあとです。ですから、予後は良好と言えますね。歯がなくなるのは寂しいですが、虫歯で七転八倒するよりは、はるかによいです、お世話になりました。
ということで、親知らずの抜歯記録を大げさに4回に分けて書いてきました。世の中には、もっとはるかに大変な病気もあるのに申し訳ないです。でもまぁ、後世の自分のために書いているんだ、ということでお許し下さいませ。
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